12弦ギターは難しい?初心者でも上達できる練習法とコツ

12弦ギターは難しい? ギター
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12弦ギターに興味があるけれど、演奏が難しそうで不安に感じていませんか?

実際に12弦ギターを触ったことがある人の中には、「思った以上に押さえにくい」「バレーコードが難しく、指が痛くなった」と感じる方も少なくありません。

「綺麗な音が出せるのだろうか」「しっかりと弾きこなせるのか」と悩んでしまい、挑戦する前に諦めてしまうこともあるでしょう。

この記事では、12弦ギターが難しいと言われる理由を詳しく解説し、初心者がつまずきやすいポイントとその克服方法をご紹介します。

演奏に自信がない方でも、記事を読むことで「これならできそう」と思えるようになるはずです。

12弦ギターを弾くために特別な才能は必要ありません。

適切な練習方法を取り入れることで、少しずつ弾けるようになっていきます。

まずは、12弦ギターの特徴や基本的なポイントを理解し、演奏に挑戦する準備を整えてみましょう。

記事のポイント
  • 12弦ギターが難しい理由とその克服法が理解できる
  • 12弦ギターの魅力やメリットを知ることができる
  • 自分に合った12弦ギターの選び方が分かる
  • 上達のコツや練習方法を学び、効果的に弾けるようになる
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12弦ギターが難しい理由を考察

12弦ギターが難しい理由を考察

12弦ギターは、その独特な音色と豊かな響きで魅力的な楽器ですが、演奏するのが難しいと感じる人も少なくありません。

通常の6弦ギターと比べて構造が複雑で、演奏には特有の技術が求められます。

ここでは、12弦ギターが難しいとされる具体的な理由について詳しく見ていきましょう。

12弦ギターが難しい理由

12弦ギターには、一般的な6弦ギターにはない特徴が多く存在します。

弦の数が多いことや、チューニングの難しさ、演奏時の指の使い方など、さまざまな要因が演奏の難易度を上げています。

以下、それぞれのポイントについて詳しく解説します。

弦の数が多い

12弦ギターは、その名のとおり弦が12本あります。

これは、通常の6弦ギターの各弦に対して、もう1本の弦が対になっている構造になっているためです。

このため、押さえる弦の本数が増え、より多くの力が必要になります。

また、弦同士の間隔が狭いため、正確なピッキングやフィンガリングが難しくなります。特に初心者にとっては、指が思うように動かないと感じることが多いでしょう。

この点が、12弦ギターが難しいとされる大きな要因の一つです。

音のバランスが取りにくい

12弦ギターは、各弦がペアになっているため、演奏時に均等な力加減が求められます。

特に、ストロークやアルペジオを弾く際に、すべての弦がバランスよく鳴るようにコントロールするのが難しい点です。

片方の弦だけが強く鳴ってしまったり、逆に弱くなってしまったりすると、音のバランスが崩れてしまいます。

特にライブ演奏やレコーディングの際には、均等に音を出すことが求められるため、繊細なタッチが必要になります。

この音のバランスを意識しながら弾くことが、12弦ギターの難しさの一つです。

チューニングが複雑

12弦ギターは、通常の6弦ギターと比べてチューニングの手間が大幅に増えます。

なぜなら、12本の弦のうち、低音弦側の6本は通常の6弦ギターと同じチューニングですが、高音弦側の6本はオクターブ違いになっているためです。

このため、すべての弦を正確にチューニングするのに時間がかかるだけでなく、演奏中に狂いやすいという問題もあります。

特にライブやセッションの場面では、短時間で正確なチューニングを行う必要があり、これが12弦ギターの難易度を高める要因となっています。

指の位置や角度が重要

12弦ギターは弦が密集しているため、6弦ギターと同じ感覚で演奏すると、他の弦に触れてしまい、正確な音を出せないことがあります。

そのため、押さえ方や指の角度を工夫する必要があります。

特にコードを押さえる際は、すべての弦をしっかりと鳴らすために、通常のギター以上に指の力や柔軟性が求められます。

また、フィンガーピッキングをする際にも、指先の細かいコントロールが必要となるため、最初は思うように演奏できないと感じることが多いでしょう。

弦のゲージや材質が異なる

12弦ギターの弦は、ペアになっているだけでなく、それぞれの弦のゲージ(太さ)や材質が異なる場合があります。

特に、低音弦と高音弦のペアでは、弦の太さが違うため、押さえる際の感覚が通常のギターとは大きく異なります。

また、弦の材質によっても音の響きや弾き心地が変わるため、適切な弦を選ぶことが重要です。

初心者にとっては、この違いに慣れるまでに時間がかかるため、演奏が難しく感じることがあるでしょう。

12弦ギターのメリット

12弦ギターのメリット

12弦ギターは、一般的な6弦ギターにはない魅力を持っています。

その豊かな音色と独特の響きは、多くのギタリストを魅了してきました。

ここでは、12弦ギターならではのメリットについて詳しく解説します。

豊かな音色と広がり

12弦ギターは、弦がペアになっているため、1音ごとに倍の弦が振動します。

これにより、通常の6弦ギターと比べて、より厚みのある豊かな音色を生み出します。

また、複数の弦が同時に鳴ることで、音の広がりが増し、まるで複数のギターが同時に演奏しているかのような効果を生み出します。

この独特の響きが、アコースティックギターの演奏に深みを与え、バンドやソロ演奏においても存在感のあるサウンドを作り出します。

倍音が強調される

12弦ギターは、弦がペアになっていることで、通常のギターよりも倍音が強調されます。

倍音とは、基本の音に対して自然に発生する高次の音成分のことで、これが増えることでより煌びやかで美しいサウンドが得られます。

特に、アルペジオやストロークをした際には、響きが重なり合い、幻想的で豊かな音が生まれます。

この特性は、フォークやロック、さらにはアンビエントな音楽など、さまざまなジャンルで活かされています。

広い音域をカバーできる

12弦ギターの高音弦は、通常の6弦ギターと比べてオクターブ上の音が含まれています。

これにより、演奏できる音域が広がり、一つのコードを弾くだけでも奥行きのあるサウンドを作り出すことができます。

特にコードストロークをした際には、高音弦の響きが加わることで、より豊かなサウンドが得られます。

そのため、ソロ演奏はもちろん、バンドの中でも音の厚みを持たせる役割を果たすことができます。

ソロ演奏に独特の響き

12弦ギターは、単音フレーズを弾いたときにも独特の響きを持ちます。

ペアになった弦が同時に鳴ることで、通常の6弦ギターとは異なる厚みのある音が得られるため、メロディを弾いた際の存在感が大きくなります。

また、フィンガーピッキングでの演奏では、自然なコーラス効果が生まれ、より印象的な演奏をすることができます。

これにより、シンプルなメロディでも表情豊かに表現することが可能になります。

深みのあるアルペジオが可能

12弦ギターは、アルペジオを弾いたときに、特に美しい響きを持つ楽器です。

各弦がペアになっていることで、アルペジオの際に音の広がりが増し、まるでハープのような透明感のあるサウンドを作り出します。

また、弦の組み合わせによる倍音の効果も相まって、幻想的で深みのある音色を生み出します。

この特性は、バラードやアコースティックソングなどで、感情を豊かに表現するのに適しています。

12弦ギターを6弦で使うのはあり?

12弦ギターを6弦で使うのはあり?

12弦ギターを6弦ギターのように使うことは可能ですが、いくつかのポイントを理解しておく必要があります。

まず、12弦ギターの弦を6本だけにすることで、通常の6弦ギターに近い感覚で演奏できます。

しかし、12弦ギターはネックが太く、通常の6弦ギターよりも広い指板を持っているため、押さえづらさを感じることがあるでしょう。

また、ブリッジやナットの構造が12弦用に設計されているため、弦の間隔が微妙に異なり、弾き心地にも影響を与えます。

さらに、12弦ギターは通常、ネックに強い張力がかかることを想定して作られているため、6弦のみで使うとネックのバランスが変わる可能性があります。

そのため、トラスロッドの調整が必要になる場合もあります。

とはいえ、12弦ギター特有のボディ構造とサウンドホールの影響で、6弦ギターとして使っても響きに独特の深みが加わります。

実際に、一部のギタリストは、12弦ギターの太いネックと広い響きを活かして、6弦ギターのように演奏することもあります。

もし試してみたい場合は、一度楽器店で試奏し、自分の演奏スタイルに合うか確認すると良いでしょう。

12弦ギターの名曲は?

12弦ギターの名曲は?

12弦ギターは、その豊かな響きと厚みのあるサウンドから、多くの名曲で使用されてきました。

代表的な楽曲の一つが、The Byrds(ザ・バーズ)の「Turn! Turn! Turn!」です。

この曲では、12弦ギターの煌びやかな音が印象的で、フォークロックのサウンドに大きな影響を与えました。

また、The Beatles(ザ・ビートルズ)の「A Hard Day’s Night」のイントロでも、12弦ギターが特徴的に使われています。

ロジャー・マッギンやジョージ・ハリスンなどのギタリストが12弦ギターを活用し、そのサウンドを広めました。

さらに、Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)の「Stairway to Heaven」は、12弦ギターのアルペジオが印象的な名曲です。

この曲のイントロ部分では、12弦ギターの幻想的な響きが楽曲全体の雰囲気を作り上げています。

日本では、THE ALFEE(ジ・アルフィー)の楽曲にも12弦ギターが多用されており、アコースティックパートでの美しい響きが魅力となっています。

このように、12弦ギターはさまざまな名曲に使用され、その独特のサウンドでリスナーを魅了し続けています。

12弦ギターを弾いてる日本人は?

日本にも12弦ギターを愛用しているアーティストは多く存在します。

代表的なのは、THE ALFEEの坂崎幸之助です。

彼は12弦ギターを使ったアコースティックアレンジを得意とし、美しいアルペジオや独特の響きを活かした演奏を行っています。

また、小田和正も12弦ギターを活用し、透明感のあるアコースティックサウンドを作り上げています。

他にも、押尾コータローのようなインストゥルメンタルギタリストも、楽曲の中で12弦ギターを使用し、豊かな響きを活かした演奏を披露しています。

ロックやフォーク、ポップスなど幅広いジャンルで12弦ギターが使われており、日本の音楽シーンにおいても欠かせない存在となっています。

12弦ギターはアルペジオで弾く?

12弦ギターはアルペジオで弾く?

12弦ギターはアルペジオ奏法に非常に適した楽器です。

通常の6弦ギターよりも音の広がりがあり、弦のペアが生み出す倍音効果によって、幻想的で深みのある響きを得ることができます。

特に、コードの分散和音を丁寧に弾くことで、単なるコードストロークよりも一音一音の響きを際立たせることが可能です。

アルペジオを弾く際には、ペア弦の均等なピッキングが重要になります。

強弱を意識しながら弾くことで、ダイナミックな表現が可能となり、より立体的なサウンドを作ることができます。

また、低音弦と高音弦のバランスを取ることで、メロディアスな演奏やエモーショナルな表現がしやすくなります。

12弦ギターを活用したアルペジオは、フォークやアコースティックロック、バラードなど、多くのジャンルで魅力的な響きを生み出します。

そのため、アルペジオを多用するギタリストにとって、12弦ギターは大きな武器となるでしょう。

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12弦ギターが難しい理由と上達のコツ

12弦ギターが難しい理由と上達のコツ

12弦ギターは美しい響きを持つ楽器ですが、6弦ギターに比べて演奏が難しいと感じる人も少なくありません。

しかし、適切なギターを選び、正しい練習を積めば、初心者でも上達することが可能です。

ここでは、12弦ギターを弾く上で重要となる選び方のポイントについて解説します。

自分に合ったギターを選ぶことで、演奏の難易度を下げ、快適に楽しむことができるでしょう。

12弦ギターの選び方

12弦ギターを選ぶ際には、演奏スタイルや音の好みによって適したものが異なります。

弦の種類やボディの材質、ネックの形状など、さまざまな要素を考慮することが重要です。

以下に、選び方のポイントを詳しく解説します。

演奏スタイルに合った形を選ぶ

12弦ギターには、ドレッドノートやグランドオーディトリアム、ジャンボなど、さまざまなボディシェイプがあります。

ドレッドノートタイプは低音が豊かで力強いストローク向きですが、抱えたときに大きく感じることがあります。

グランドオーディトリアムはバランスの取れた音が特徴で、アルペジオやフィンガーピッキングにも適しています。

ジャンボサイズはさらに大きなボディを持ち、響きが豊かですが、取り回しが難しい点に注意が必要です。

自分の演奏スタイルや体格に合った形を選ぶことで、演奏の快適さが大きく変わるでしょう。

弦のゲージをチェックする

12弦ギターの弦の太さ(ゲージ)は、演奏のしやすさや音に影響を与えます。

一般的には「ライトゲージ」や「エクストラライトゲージ」が初心者向けとされ、弦が柔らかく押さえやすいため、指への負担が軽減されます。

一方で、ミディアムゲージやヘビーゲージは音の厚みが増しますが、弦の張力が強くなるため、指の力が必要になります。

演奏のしやすさを優先するなら、まずはライトゲージから試し、慣れてきたら自分の好みに合わせてゲージを調整すると良いでしょう。

材質で音質を選ぶ

12弦ギターの音質は、使用されている木材によって大きく変わります。

スプルーストップのギターは明るくクリアな音が特徴で、ストロークプレイやバンドアンサンブルに適しています。

一方、マホガニーやローズウッドのトップ材を使用したギターは、温かみのある音色が魅力で、アルペジオや弾き語りに向いています。

ボディのサイドやバックに使われる木材も音に影響を与えるため、試奏して好みの音を確認することが大切です。

材質によって弾き心地や音の響きが変わるため、自分の演奏スタイルに合ったものを選びましょう。

予算に合ったギターを選ぶ

12弦ギターは価格帯が幅広く、エントリーモデルからプロ仕様の高級モデルまでさまざまな選択肢があります。

初心者向けのモデルは3万円〜7万円程度で購入でき、コストパフォーマンスに優れたものも多いです。

一方で、本格的な演奏を目指す場合は10万円以上のモデルを選ぶと、材質や作りの良さが音に反映され、長く愛用できるでしょう。

ただし、高価なギターが必ずしも弾きやすいわけではないため、実際に弾いてみて納得できるものを選ぶことが大切です。

試奏して弾けるか確認

12弦ギターはネックが太く、通常の6弦ギターとは弾き心地が異なります。

そのため、購入前に試奏し、自分の手にフィットするか確認することが重要です。

特に、コードを押さえたときのフィーリングや、ストロークした際の音の響きに注意を払いましょう。

また、チューニングの安定性や弦高の調整具合もチェックすることで、購入後にストレスなく演奏できるかどうかを判断できます。

実際に弾いてみて、自分に合ったギターを見つけることが、快適な演奏につながります。

12弦ギターで上手く弾くコツ

12弦ギターで上手く弾くコツ
写真は6弦ギター

12弦ギターは、美しい響きを持つ反面、6弦ギターよりも演奏が難しいと感じることが多い楽器です。

特に、弦の数が多いことで押さえ方や弾き方に工夫が必要になります。

しかし、いくつかのポイントを意識することで、よりスムーズに演奏することが可能です。

ここでは、12弦ギターを上手に弾くためのコツを紹介します。

指の力を分散させる

12弦ギターは1つのフレットに2本の弦を同時に押さえるため、指にかかる負担が大きくなります。

そのため、必要以上に力を入れすぎると、指が疲れやすくなり、長時間の演奏が難しくなることがあります。

指の力を均等に分散させることを意識し、できるだけ軽い力で弦を押さえるようにしましょう。

また、指の付け根から力を入れるのではなく、指全体をうまく使ってバランスよく押さえることが大切です。

力任せに弾くのではなく、適切なフォームを身につけることで、負担を減らしながら演奏できるようになります。

弦の押さえ方を工夫する

12弦ギターでは、弦を押さえる角度や指の位置が音に大きな影響を与えます。

しっかりとした音を出すためには、指の腹ではなく、指先を使って弦を押さえるのがポイントです。

また、2本の弦を均等に押さえることを意識しないと、音のバランスが崩れることがあります。

特に、高音弦(細い方の弦)がしっかり押さえられていないと、音が途切れてしまうことがあるため注意が必要です。

指の角度や力のかけ方を工夫しながら、自分にとって最適な押さえ方を見つけることが重要です。

ゆっくりとしたテンポで練習

12弦ギターは音の響きが豊かである分、弦の動きに慣れるまでに時間がかかります。

最初から速いテンポで演奏しようとすると、指が追いつかず、音が濁ってしまうことがあるため、まずはゆっくりとしたテンポで練習することが大切です。

特にコードチェンジの際にしっかりと指の動きを確認しながら練習すると、正確な演奏につながります。

また、アルペジオやストロークの練習をするときも、一つひとつの音がしっかり鳴っているかを意識しながら弾くことで、より美しい響きを作ることができます。

焦らずに基本を身につけることで、スムーズに上達することができるでしょう。

弦の調整やチューニングを丁寧に行う

12弦ギターは、6弦ギターに比べてチューニングの安定性が低く、弦の張力も強いため、こまめな調整が必要です。

特に、新しい弦に張り替えたばかりのときは、弦が伸びやすいため、演奏前にしっかりチューニングを行うことが重要です。

また、弦の高さ(弦高)が高すぎると押さえにくくなるため、適切なセッティングを心がけましょう。

ナットやサドルの調整を行うことで、演奏のしやすさが大きく変わります。

弦の状態を常にチェックし、必要に応じて交換や調整を行うことで、より快適に演奏できるようになります。

強いダウンストロークで音をしっかり出す

12弦ギターの特徴である厚みのあるサウンドを活かすためには、しっかりとしたストロークが重要になります。

特に、ダウンストロークを強めに弾くことで、倍音が際立ち、12弦ギターならではの迫力ある音を出すことができます。

ただし、必要以上に力を入れすぎると、弦が切れやすくなったり、バランスの悪い音になったりするため、適度な力加減を意識しましょう。

また、ピックの厚さによっても音のニュアンスが変わるため、さまざまなピックを試しながら、自分に合ったものを見つけることが大切です。

安定したストロークを身につけることで、12弦ギターの魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。

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12弦ギターのおすすめ弦

12弦ギターのおすすめ弦

12弦ギターを演奏する際、適切な弦選びは音質や演奏性に大きな影響を与えます。

以下に、特におすすめの弦をいくつかご紹介いたします。

ERNIE BALL EARTHWOOD 12-STRING LIGHT PHOSPHOR BRONZE

ERNIE BALLのEARTHWOODシリーズは、92%の銅、7.7%の錫、0.3%のリンを含むフォスファーブロンズを使用しています。

これにより、温かみのある豊かな音色と優れた明瞭さを実現しています。

ライトゲージ(.010 – .010、.014 – .014、.022w – .009、.030 – .012、.040 – .018p、.048 – .028)で、演奏しやすさも兼ね備えています。

ELIXIR POLYWEB Light 12弦用 #11150

ELIXIRのPOLYWEBコーティング弦は、滑らかな弾き心地と指への優しい感触が特徴です。

ライトゲージ(.010 – .047)で、上品でバランスの良い落ち着いたサウンドを長時間維持します。

D’Addario EJ36 80/20 Bronze Wound 12-String Light

D’AddarioのEJ36は、80/20ブロンズ(80%銅、20%亜鉛)を使用し、明るく歯切れの良いサウンドが特徴です。

ライトゲージ(.010 – .010、.014 – .014、.023w – .008、.030 – .012、.039 – .018、.047 – .027)で、演奏性と音質のバランスが取れています。

GHS 605 PHOSPHOR BRONZE 12-STRING Extra Light

GHSのフォスファーブロンズ弦は、特殊で耐久性のある合金を使用し、長寿命と豊かで明るい音色を実現しています。

エクストラライトゲージで、明るさを保ちつつも過度な倍音を抑えたバランスの良いサウンドが特徴です。

MARTIN MA190 AUTHENTIC ACOUSTIC SP 80/20 BRONZE Light 12-String

MARTINのMA190は、80/20ブロンズを使用し、アコースティックギター本来のサウンドを引き出します。

優れたチューニング安定性、耐腐食性、高いプレイアビリティを提供し、どんなアコースティックギターにもマッチするトーンが魅力です。

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12弦ギターの弦の張り方

12弦ギターの弦の張り方

12弦ギターの弦の張り方は、通常の6弦ギターと異なり、細い弦と太い弦をペアで張る必要があります。

最も一般的な方法は、低音弦(4~6弦)のペアにはオクターブ上の細い弦を張り、高音弦(1~3弦)はユニゾン(同じ音程)になるように張ることです。

張る順番は、6弦側(低音側)から1弦側(高音側)にかけて行うのが一般的ですが、ペグの配置によっては交互に張ると弦の張力を均等に分散できます。

張る際には、弦をナットやブリッジピンにしっかり固定しながら、巻き数を2~3回程度に抑えてチューニングの安定性を確保しましょう。

また、12弦ギターは通常のギターよりも張力が強くなるため、弦を張る際にはネックやブリッジへの負荷を考慮し、徐々に張ることが大切です。

最後に、チューニングを合わせた後、弦を軽く引っ張って伸ばし、再調整を行うことで、より安定したサウンドを得ることができます。

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12弦ギターのチューニング方法

12弦ギターのチューニング方法

12弦ギターのチューニングは6弦ギターと異なり、各弦ペアの音程を調整する必要があります。

最も一般的なチューニング方法は、通常の6弦ギター(EADGBE)に対し、4~6弦のオクターブ上の弦を張り、1~3弦はユニゾンで同じ音程にする方法です。

具体的には、以下のようになります。

  • 6弦(E):太い弦(E)、細い弦(Eオクターブ上)
  • 5弦(A):太い弦(A)、細い弦(Aオクターブ上)
  • 4弦(D):太い弦(D)、細い弦(Dオクターブ上)
  • 3弦(G):太い弦(G)、細い弦(Gオクターブ上)
  • 2弦(B):両方ともB(ユニゾン)
  • 1弦(E):両方ともE(ユニゾン)

チューニングをする際は、ペアごとに音程を合わせることが重要です。

また、12弦ギターのチューニングは張力が強いため、一気に合わせず、徐々に音程を上げていくことでネックやブリッジへの負担を減らすことができます。

通常のEADGBEチューニング以外にも、アーティストによってはDADGADやオープンチューニングを活用することもあります。

チューニングの安定性を高めるために、演奏前には必ずチューナーで確認し、弦の伸びを考慮しながら微調整することをおすすめします。

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12弦ギターの試奏体験談

12弦ギターの試奏体験談

以前、知人の家に遊びに行った際、部屋の片隅に12弦ギターが置かれているのを見つけました。

普段6弦ギターを弾いていますが、ちょっと気になったので試奏させてもらうことにしたのです。

しかし、いざコードを押さえようとすると、いつもと違う感触に戸惑いました。

弦の数が多く、ペアの弦がセットになっているせいか、押さえたつもりでもしっかり音が鳴らなかったり、指が思うように動かなかったりと苦戦。

特にFコードのようなバレーコードは、いつもの力加減では足りず、きれいな音を出すのが難しかったです。

結局、まともに弾ける曲はなく、少しストロークして音の響きを楽しむ程度で終わりました。

帰宅後、悔しさもあり、YouTubeで12弦ギターの演奏動画をいくつか視聴。

その独特な響きと広がりのあるサウンドに感動し、「ちゃんと練習すれば弾けるようになるかも?」と興味が湧きました。

機会があれば、また触ってみたいと思っています。

12弦ギターは難しいの総括

記事のポイントをまとめます。

  • 12弦ギターは6弦ギターよりも弾きにくく感じることが多い
  • 弦の数が多く、コードやチューニングに戸惑うことがある
  • 12弦ギター特有の豊かな音色と響きが魅力的
  • ペアの弦がオクターブで張られており、音の広がりが得られる
  • チューニングが複雑で弦の張力が強いため注意が必要
  • バレーコードなど指の位置に工夫が必要
  • ゆっくりとした練習と丁寧なチューニングが上達の鍵
  • 12弦ギターの選び方は演奏スタイルに合わせて決める
  • 良い弦の選定が音質向上に繋がる
  • 試奏して自分に合うギターを見つけることが重要

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