アリアプロ2のベースに興味はあるものの、「実際の評判はどうなんだろう?」と疑問に思っていませんか。
価格が手頃な一方で、ネット上には賛否さまざまな意見が見られ、購入に踏み切れない方も少なくありません。
情報を調べる中で、仕様や音色の特徴、デザイン面など、何を基準に選べばいいか迷うのは自然なことです。
この記事では、アリアプロ2のベースについて、評判や特徴、ユーザーの声をわかりやすく整理しています。
モデルごとの特徴や、初心者・中級者に適した選び方、さらに中古購入時のチェックポイントまでを網羅しています。
楽器選びの参考になる具体的な情報を集めましたので、読むことで自身に合ったベース像がクリアになるはずです。
アリアプロ2が気になっている方は、ぜひ最後までお読みください。
- アリアプロ2ベースの評判や実際の使用感がわかる
- 各モデルの特徴や選び方のポイントが理解できる
- 購入前に確認すべき注意点が整理されている
- 自分に合ったベースを選ぶための具体的な参考になる
アリアプロ2ベースの評判を考察

アリアプロ2のベースは、日本国内外で長年愛され続けているブランドです。
この記事では、アリアプロ2ベースの特徴や評判を詳しく解説しながら、なぜ多くのベーシストに選ばれているのかを考察していきます。
- アリアプロ2のベースの特徴
- アリアプロ2がダサいと言われる理由
- アプアプロ2ベースの評判を調査
- アリアのベースアンプの評価は?
- アリアプロ2の生産終了したモデルは?
- アリアプロ2ベースを使ってるアーティストは?
アリアプロ2のベースの特徴
アリアプロ2のベースには、価格帯を超えたクオリティや多彩なデザイン、音へのこだわりなど、他ブランドにはない魅力が詰まっています。
ここでは、具体的な特徴を順番に見ていきましょう。
コストパフォーマンスが優れている
アリアプロ2のベースは、手頃な価格帯ながらもしっかりとした作りと安定した品質が特徴です。
特に初心者や学生にとって、高品質なベースを手軽に手に入れられる点は大きな魅力でしょう。
音のバランスも良く、チューニングの安定性や耐久性にも優れているため、長く使い続けることができます。
プロユースにも耐えるモデルもあり、コスト以上の満足感を得られると評判です。
多様なデザインとモデルが揃う
アリアプロ2のベースは、クラシックなスタイルから個性的なシェイプまで、幅広いデザインがラインナップされています。
カラーリングも豊富で、自分のスタイルや好みに合わせて選べる楽しさがあります。
ジャンルや演奏スタイルに応じたモデルも揃っており、ロックからジャズ、ポップスまで対応可能です。
見た目と機能性の両立が、幅広いプレイヤー層から支持を集めている理由のひとつです。
音色にこだわったピックアップ
アリアプロ2のベースには、繊細なトーンコントロールが可能なピックアップが搭載されています。
クリアで立体感のあるサウンドは、指弾きやスラップなど奏法による音の変化も自然に表現できます。
中低音の太さと高音の抜けのバランスが良く、バンドアンサンブルの中でも埋もれにくい音作りが可能です。
音にこだわるプレイヤーにとっても、満足できる仕様となっています。
演奏しやすさを重視した設計
アリアプロ2のベースは、演奏時の快適さを重視した設計がされています。
ネックの厚みや指板の形状は、長時間の演奏でも手が疲れにくいよう配慮されており、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
軽量なボディやバランスの取れた重心設計により、立って弾いても座って弾いても安定したプレイが可能です。
これにより、練習からライブパフォーマンスまで幅広く活用できます。
長年の信頼と歴史
アリアプロ2は、1970年代から続く長い歴史を持つブランドです。
日本国内での製造技術の高さと、長年にわたる改良・開発の積み重ねが、多くのベーシストからの信頼につながっています。
かつては世界的に有名なプレイヤーにも愛用された実績があり、その信頼性は今なお受け継がれています。
老舗ブランドならではの安心感が、購入の後押しになることも多いようです。
アリアプロ2がダサいと言われる理由

一部のネット上では、アリアプロ2のベースについて「ダサい」といった意見が見られることもあります。
では、なぜそのような評価がされることがあるのか、考えられる理由を具体的に掘り下げていきます。
デザインが時代遅れに感じる
アリアプロ2の一部モデルには、1970〜80年代を思わせるレトロなデザインが残っていることがあります。
その独特なルックスが「渋くてかっこいい」と感じる人もいる一方で、現代的なシャープで洗練された見た目を好む若いプレイヤーには、やや古くさく感じられる場合もあります。
ビンテージ感のあるルックスが、流行を意識する層には「時代遅れ」と映ってしまうこともあるようです。
ブランドの認知度やイメージ
アリアプロ2は、長い歴史と一定の評価を持つブランドですが、現在の主流ブランドに比べると若い世代での知名度はやや低めです。
そのため、「マイナーなメーカー=イマイチなブランド」という先入観を持たれることもあります。
音や作りの良さが実際には優れていても、知名度の低さがイメージに影響を与え、結果的に「ダサい」と誤解されるケースも少なくありません。
シンプルすぎるデザイン
アリアプロ2の多くのモデルは、機能性や演奏性を重視しているため、デザインがあえてシンプルにまとめられています。
その実用的な見た目が、「地味」「特徴がない」と捉えられることがあり、個性的なルックスを求めるプレイヤーからはやや物足りなく映ることも。
派手な装飾や目を引くシェイプを重視する人にとっては、アリアプロ2の控えめなデザインが「地味=ダサい」と感じられる原因のひとつです。
カラーリングや仕上げの好み
アリアプロ2にはクラシックな色合いや木目を活かした仕上げが多く、落ち着いた印象のモデルが中心です。
一方で、若年層を中心に人気のあるポップなカラーやメタリックな塗装のモデルは少なめです。
そのため、色の好みが合わないと「古くさい」「カッコよくない」と感じられてしまうことがあります。
カラーリングは好みの分かれる部分なので、個人の感覚による評価の差が出やすいポイントでもあります。
プレイヤー層による偏見
アリアプロ2のベースは、初心者や学生にも人気があるため、価格の手頃さから「初心者向けの安い楽器」と見なされがちです。
その結果、使用しているだけで「上級者は使わないもの」「ダサい楽器」といった誤解を受けることもあります。
しかし実際には、プロの現場でも通用するクオリティを備えているモデルもあり、このような評価は単なる偏見である場合が多いです。
使う人の技術とセンスによって、楽器の印象は大きく変わるものです。
アプアプロ2ベースの評判を調査

実際にアリアプロ2のベースを使っているプレイヤーの声には、さまざまな評価があります。
ここでは、良い評価と辛口な意見の両方を紹介しながら、リアルな使用感について深掘りしていきましょう。
良い評価
アリアプロ2のベースに対する良い評価の多くは、「コストに対しての品質が高い」という点に集中しています。
初心者向けモデルでも、しっかりとした作りや安定したピッチ、バランスの取れた音質が評価されており、初めての1本として選ばれることが多いようです。
また、ネックの握りやすさや重量バランスなど、長時間の演奏でも疲れにくい設計が「練習がしやすい」と高く評価されています。
中には「他の倍以上する有名ブランドのベースと比べても引けを取らない」といった意見もあり、プロのサブ機として活用する人もいます。
さらに、音のジャンルに応じた豊富なモデル展開や、改造・カスタムのベースとしても人気があり、自由度の高さも魅力のひとつです。
このように、価格を超えた性能や使いやすさが、多くのユーザーから好評を集めているポイントと言えるでしょう。
辛口評価
一方で、辛口な評価も一定数見られます。
多くの場合、それは「デザイン性」「ブランドイメージ」「音の個性の薄さ」などに関する意見です。
たとえば「見た目が古臭くてテンションが上がらない」「派手さがなくて存在感に欠ける」といった声や、ブランドの知名度の低さから「ライブで使うにはちょっと気が引ける」という意見もあります。
また、音に関しても「クセが少ない分、個性に欠ける」「バンドで埋もれやすい」と感じる人もいて、プレイスタイルやジャンルによっては物足りなさを感じることも。
特に上級者やプロ志向のプレイヤーからは「物足りない部分もある」「音の伸びや表現力があと一歩」といった指摘が挙がることがあります。
このような評価は、求めるスペックや使い方によって印象が変わることを示しており、自分に合ったモデル選びが重要だと言えるでしょう。
アリアのベースアンプの評価は?
アリアはベース本体だけでなく、ベースアンプも製造しており、特に初心者や自宅練習向けとして一定の評価を得ています。
その特徴は、手ごろな価格帯でありながら、音質や操作性がしっかりしている点にあります。
例えば、小型モデルでもクリーンな低音が出せる設計になっており、EQの効きも良いため、ある程度の音作りが可能です。
また、サイズがコンパクトで軽量なため、自室での使用やちょっとしたスタジオ練習にも持ち運びしやすいという利点があります。
ただし、本格的なライブやレコーディング用としてはパワー不足を感じるという声もあり、あくまで「入門機」としての評価に留まっている側面もあります。
そのため、アリアのベースアンプは「最初の1台」として選ばれることが多く、価格と性能のバランスを求める人にとっては十分満足できる選択肢といえるでしょう。
アリアプロ2の生産終了したモデルは?
アリアプロ2は長い歴史の中で、数多くのモデルを世に送り出してきました。
その中には、すでに生産が終了しているモデルも多数存在します。
たとえば、かつてプロミュージシャンにも愛用された「SBシリーズ」や、「Thor Sound(TS)シリーズ」などは、現在では新品での入手が困難となっています。
これらの生産終了モデルは、中古市場でのみ流通しており、プレミアが付くこともあります。
特に80年代〜90年代のアリアプロ2は、品質の高さや個性的な設計が評価されており、ビンテージ市場では根強い人気があります。
一部のモデルはコレクターズアイテムとして扱われ、状態の良い個体は高値で取引されることも珍しくありません。
生産終了モデルを狙う際は、状態やメンテナンス履歴をしっかり確認することが大切です。
アリアプロ2ベースを使ってるアーティストは?

アリアプロ2のベースは、実は多くのアーティストに使用されてきました。
特に1980年代から90年代にかけて、国内外の有名なベーシストがアリアの楽器を愛用しており、その実力はプロの現場でも十分に証明されています。
日本では、LOUDNESSの高崎晃氏や、筋肉少女帯の内田雄一郎氏などが愛用していたことが知られており、個性的な音作りと演奏性が魅力とされています。
また、海外ではDuran Duranのジョン・テイラーがSBシリーズを使用していたことでも知られており、世界的にも注目されたブランドです。
現在でも、アリアプロ2を使い続けるミュージシャンは少なくなく、その理由には「自分の音にしっくりくる」「演奏しやすい」といった声が挙げられます。
プロも認めた確かな品質が、アリアプロ2の魅力のひとつだと言えるでしょう。
アリアプロ2ベースの評判と選び方

アリアプロ2のベースは、性能・価格・デザインのバランスに優れており、幅広い層から支持を集めています。
ここでは、どんな人にアリアプロ2が向いているのかを紹介しながら、自分にぴったりの1本を選ぶヒントを探っていきましょう。
- アリアプロ2のベースが向いている人
- おすすめのアリアプロ2ベース5選
- 中古ベースを買う際のポイント
- アリアプロ2のマグナベースとは?
- アリアプロ2ベースのビンテージは?
- アリアプロ2ベースの試奏体験談
アリアプロ2のベースが向いている人
アリアプロ2の魅力は、価格以上のクオリティと柔軟な対応力にあります。
では、どのようなベーシストにとってアリアプロ2が理想の選択肢になるのでしょうか?
以下のタイプに当てはまる方は、アリアプロ2を検討する価値が十分にあるでしょう。
コストパフォーマンスを重視する人
アリアプロ2は、手頃な価格帯でありながら、作りや音質にしっかりとこだわったモデルが多く揃っています。
そのため、コストを抑えつつも品質に妥協したくない人に最適です。
限られた予算内で良いベースを選びたい学生や若いプレイヤーから、高く評価されているポイントでもあります。
多様なスタイルに対応したい人
ロックからファンク、ジャズ、ポップスまで、ジャンルを問わず対応できるモデルが多いのもアリアプロ2の魅力です。
音色や見た目、機能面でもバリエーション豊かなので、ひとつのスタイルに縛られず演奏したいという人に向いています。
音楽性の幅を広げたいと考えるベーシストにとって、柔軟な対応力は大きな武器になります。
初心者や中級者のプレイヤー
ネックの握りやすさや、扱いやすい設計が特徴のアリアプロ2は、演奏にまだ慣れていない初心者にとっても非常に取り組みやすいベースです。
また、ある程度の経験を積んだ中級者にとっても、練習用やサブ機として重宝される存在です。
初めての1本から、次のステップへの橋渡しまで幅広く活躍します。
ブランドにこだわらない人
アリアプロ2は、超有名ブランドに比べると知名度は控えめですが、そのぶん価格や性能の面で「穴場的な存在」といえます。
ブランドよりも実用性を重視する人にとっては、非常に満足度の高い選択肢となるでしょう。
「良いものを、賢く選びたい」という価値観の人にこそ、ぴったりのベースです。
自分好みにカスタムしたい人
アリアプロ2のベースは構造がシンプルで、パーツ交換や改造もしやすい設計になっています。
そのため、ピックアップやブリッジを変えて自分だけの音を追求したいというカスタマイズ派にもおすすめです。
自作の工夫を楽しみながら、音づくりにこだわるスタイルに適しています。
おすすめのアリアプロ2ベース5選

アリアプロ2は、多彩なモデル展開と高いコストパフォーマンスで知られています。
ここでは、特におすすめの5機種を紹介します。
それぞれの特徴を理解し、自分に合った1本を見つけてください。
IGB-STD PWH
IGB-STD PWHは、PJピックアップレイアウトを採用し、幅広いサウンドバリエーションが特徴です。
軽量でバランスの良いボディは、長時間の演奏でも疲れにくく、初心者から中級者まで扱いやすい設計となっています。
ボディにはバスウッドを使用し、ネックはメイプル3ピースのボルトオン仕様。
24フレット仕様で、テクニカルなプレイにも対応可能です。
フィニッシュはパールホワイトで、見た目にも高級感があります。
STB-AE200 SR
STB-AE200 SRは、フレイムメイプルのトップと鮮やかなカラーリングが目を引くモデルです。
PタイプとJタイプのピックアップを組み合わせたことで、多彩な音作りが可能となっています。
ボディはアルダーにフレイムメイプルをラミネートし、ネックはメイプル、指板はローズウッドを採用。
21フレット仕様で、扱いやすさも兼ね備えています。
付属のギグバッグにはAEロゴが刺繍されており、デザイン性も高いです。
RSB-618/4
RSB-618/4は、メイプル指板とゴールドアノダイズドピックガードが特徴的なモデルです。
スタンダードなJタイプピックアップを2基搭載し、シンプルなコントロールで幅広いサウンドメイクが可能です。
ボディはバスウッド、ネックはメイプルのボルトオン仕様で、24フレットを採用。
大きめのボディながら、絶妙なバランスとカッタウェイにより高いプレイヤビリティを誇ります。
RSB-42AR/5
RSB-42AR/5は、アッシュボディにアクティブサーキットを搭載した5弦モデルです。
立ち上がりが良く、輪郭のはっきりとしたサウンドを生み出します。
2バンドEQにより、幅広いサウンドメイクが可能で、ジャンルを問わず活躍します。
ネックはメイプルのボルトオン仕様、指板はローズウッドで、24フレットを採用。
フィニッシュはシースルーブラックで、見た目にも高級感があります。
TAB-Classic/FM WR
TAB-Classic/FM WRは、セミホロウ構造を採用したモデルで、ウォームなトーンと豊かなサステインが魅力です。
トップにはフレイムメイプルを使用し、ボディはメイプルバック&サイド、ネックはメイプルのセットネック仕様。
ピックアップにはAMH-4を2基搭載し、3ウェイセレクタースイッチで多彩な音作りが可能です。
フィニッシュはワインレッドで、クラシカルな雰囲気を持ちつつ、現代的な演奏性も兼ね備えています。
中古ベースを買う際のポイント

中古でアリアプロ2のベースを購入する場合、価格が安く手に入りやすい反面、状態の見極めが重要になります。
パッと見ではわからないトラブルを避けるためにも、事前にしっかりチェックすべきポイントを押さえておきましょう。
初心者でも確認しやすい箇所を解説します。
ネックの状態を確認する
ネックはベースの演奏性に大きく関わる部分です。
反りやねじれがあると、弾きにくいだけでなく、音詰まりやビビリの原因になります。
ネックの中心に視線を合わせて、真っ直ぐになっているかを確認しましょう。
また、トラスロッド(ネック調整用の金属棒)が正常に機能するかも大事なチェックポイントです。
ボディの状態をチェック
ボディに目立つキズやヒビ、割れがないかを確認しましょう。
軽い擦りキズは問題ないことが多いですが、深い打痕や接合部の割れは、修理が必要になることもあります。
また、塗装の浮きや変色も注意が必要です。
とくにネックとボディの接合部にはストレスがかかりやすいため、丁寧に確認しましょう。
ピックアップやハードウェアの状態
ピックアップは音を拾う大事な部品です。
ガリ音が出たり、音が出ない場合は交換や修理が必要なこともあります。
また、ペグやブリッジなどの金属パーツにサビが出ている場合、調整が困難になることもあるため要注意です。
ノブがスムーズに回るか、ジャックがしっかり固定されているかもあわせて確認しましょう。
フレットボードや指板の状態
フレットの減り具合や、指板に割れや浮きがないかをチェックしてください。
フレットが大きく削れていると、正しい音程が出ず、修理に手間や費用がかかる場合があります。
また、指板が乾燥してひび割れていないかも大事なポイントです。
弾いたときに違和感がないか、音の伸びもあわせて確認すると良いでしょう。
全体的な音のバランスとトーン
最後に、実際にアンプに繋いで音を出してみることが大切です。
各弦の音量バランスや、ピックアップごとの音の違いをチェックしましょう。
高音と低音のバランスが極端に偏っている場合や、音がこもって聞こえる場合は、どこかに問題があるかもしれません。
弾いていて「気持ちいい」と感じるかどうかも、判断基準のひとつになります。
アリアプロ2のマグナベースとは?

マグナベースは、アリアプロ2が1980年代に展開していた独自路線のモデルシリーズの一つです。
このシリーズは、当時の日本製エレキベースの技術力を結集し、先進的なデザインと構造を取り入れたことで知られています。
マグナベースの大きな特徴は、アクティブサーキットを搭載していたことや、個性的なシェイプを採用していた点です。
通常のパッシブベースとは異なり、EQやブースト機能によって幅広い音作りが可能で、ロックやフュージョン系のプレイヤーに特に好まれました。
また、当時としては珍しかった5弦仕様のモデルも存在しており、実験的かつ実用的なスペックが評価されていました。
現在は新品では手に入らないものの、中古市場では一定の人気を維持しており、マニアやベテランプレイヤーの間で再評価が進んでいるシリーズです。
マグナベースはアリアプロ2の歴史の中でも特に個性が際立つ存在として、多くのファンに記憶されています。
アリアプロ2ベースのビンテージは?

アリアプロ2のビンテージベースは、特に1970〜80年代に製造された日本製モデルが高く評価されています。
この時代は、日本の職人技が世界的に注目され始めた時期であり、アリアプロ2もその中心的なブランドの一つでした。
特に人気のあるのは「SBシリーズ」や「RSシリーズ」で、スルーネック構造や高品質な木材、精巧な仕上げなど、国産ながらハイエンドに匹敵するクオリティが特徴です。
当時のモデルは、今では入手困難になっているものも多く、コレクターズアイテムとしての価値も上がっています。
中古市場では状態の良いものは高値で取引されており、特に海外のヴィンテージファンからも人気が高いです。
音質面でも、経年変化による木材の響きが増すことで、独特の温かみあるトーンを持ち、現代のベースにはない味わいがあります。
ヴィンテージアリアを選ぶことで、過去の名機を手にする特別な体験ができるでしょう。
アリアプロ2のベース試奏体験談

筆者が初めてアリアプロ2のベースに触れたのは、バンド仲間のスタジオ練習中のことでした。
メンバーが所有していたのはRSBシリーズのモデルで、最初に構えたときの軽さとボディのフィット感に驚かされました。
ネックは細めで手になじみやすく、指板の滑らかさもあってスムーズに運指ができたのを覚えています。
ピックアップの出力もバランスが良く、ローからハイまでクリアに鳴ってくれる印象がありました。
特にスラップを試した際のアタック感とツヤのある音色は、思わずニヤけてしまうほど心地よかったです。
決して高価なモデルではないにもかかわらず、演奏性も音のクオリティも高く、「これはアリだな」と素直に思いました。
それ以来、アリアプロ2は筆者の中で「コスパが抜群で侮れない存在」として、ずっと印象に残っています。
アリアプロ2ベースの評判を総括
記事のポイントをまとめます。
- アリアプロ2はコストパフォーマンスに優れたエントリー向けモデル
- デザインはレトロ感があり好みが分かれやすい
- 多様なモデル展開で幅広いジャンルに対応可能
- 音色はクリアで扱いやすく、初心者にも扱いやすい特性を持つ
- プレイヤーの手に馴染みやすい演奏性重視の設計
- 評価には賛否があり、シンプルすぎる見た目がマイナスとされることも
- 実際に使っているアーティストもおり信頼性は一定以上ある
- 中古を選ぶ際はネックやピックアップの状態確認が重要
- 人気モデルにはRSBやIGBシリーズなど実用的な製品が多い
- マグナベースやビンテージモデルにも根強いファンが存在