エレキギターとベースの違いはどこ?見た目、コード、音、弦、ストラップ…

エレキギターとベースの違いはどこ?見た目、コード、音、弦、ストラップ…

この記事はプロモーションが含まれます。

エレキギターとベースの違いがわからない…そんな楽器初心者の方へ。
この記事では、見た目・音・弦の数・コードの弾き方・役割の違いをわかりやすく解説。
ギターとベース、どちらを選ぶか迷っている人におすすめです。

エレキギターとベース、見た目は似ているけど実は全く違う!

ライブ映像やバンドの写真を見ると、ギターとベースはどちらも似たような形をしています。
しかし、実際には「音の役割」「弾き方」「使う弦の数」などが大きく異なります。

エレキギターはメロディやコード(和音)を奏でる主役的な存在。
一方のベースは、曲のリズムと土台を支える“縁の下の力持ち”のような存在です。

どちらもバンドには欠かせない楽器ですが、目的が違うため、初心者が最初に触れると印象が大きく変わります。

音の違いは?ギターは高音、ベースは低音の主役

エレキギターの音は「ジャーン」「ギュイーン」といった、耳に残る華やかな音。
メロディラインやソロ、コードを中心に演奏します。

ベースの音は「ドゥン」「ボン」と低く、体に響くような音が特徴です。
ベースはドラムと一緒にリズムを作り、曲全体のグルーヴを支えます。

つまり、ギターはメロディとして聞こえやすい音で、ベースはその名の通り低く低音で音楽を。
同じバンドの中でも、まったく違う役割を担っているのです。

弦の数と太さの違い

見た目で最もわかりやすいのが、弦の数と太さです。

エレキギターは通常6本の弦を使います
対して、ベースは4本弦が基本(中には5弦や6弦ベースもあります)。

関連記事:5弦ベースはいらない?後悔する?迷ったときの選び方ガイド

さらに、ベースの弦はギターよりずっと太く、1本の弦から出る音も低く深みがあります。
そのため、同じドの音でも、ベースで弾くと体に響く重低音になります。

コードの違い、ギターは和音、ベースは単音中心

ギターはコードを押さえて和音を奏でる楽器です。
たとえば「Cコード」「Gコード」などを覚えることで、誰でもすぐに伴奏ができるようになります。

一方のベースは、基本的に1音ずつ弾く単音楽器です。
曲のコード進行を支える「ルート音」と呼ばれる低音を担当し、ドラムのリズムと一緒にグルーヴを作ります。

つまり、ギターは「曲を彩る音を作る楽器」、ベースは「曲の芯を作る楽器」と言えるでしょう。

ストラップの長さと構え方の違い

ライブ映像で、ギタリストとベーシストの姿勢が違うと感じたことはありませんか?

ギターはやや高めに構えて、左手でコードを押さえやすい位置にします。
一方でベースは、ストラップを長めにして腰より下に構える人が多いのが特徴です。
これは、長いネックと大きなボディを安定して支えるためでもあります。

また、ベースは腕全体を使って大きく弾くスタイルが多く、見た目も堂々とした印象になります。ほとんどの場合はエレキギター用のストラップもエレキベース用のストラップも兼用で使えることが多いです。購入する時には検索ワードで「エレキベース ストラップ」などと検索して、商品ページでエレキベースでも使える長さがあるかを確認するようにしましょう。

重さ・サイズの違い

ギターと比べると、ベースは少し重め。
ボディやネックが大きいため、演奏する時にはストラップでしっかり支える必要があります。

エレキギターの重さはおよそ3〜4kg前後
ベースは4〜5kgほどあることが多く、肩や腕への負担もやや大きめです。

ただ、最近では軽量ベースやショートスケールモデル(少し短いネック)も増えており、女性や子どもでも扱いやすいモデルが登場しています。

どっちが難しい?初心者に向いているのは?

よくある質問が「ギターとベース、どっちが難しい?」というもの。
これは実は、どちらも違う難しさがあります。

ギターはコードを押さえる左手の動きが複雑で、指先に力が必要。
一方のベースは単音中心で覚えやすいものの、リズム感や正確なタイミングがとても重要になります。

初心者が楽しむなら、自分がどんな音を出したいかで選ぶのがおすすめです。

・メロディを奏でたい、目立ちたい → ギター
・バンドを支える低音を鳴らしたい → ベース

音を出す瞬間にワクワクする方を選べば、練習も楽しく続けられます。

関連記事:ギターとベース始めるならどっち?初心者向けに徹底比較

エレキギターとベース、どちらも音楽の主役になれる

エレキギターもベースも、どちらが上ということはありません。
ギターが華やかに響けば、ベースはその下で全体を支える。
どちらもバンドサウンドを作るために欠かせない存在です。

そして、どちらも練習すればするほど、自分の音が成長していくのがわかる楽器です。
初めての1本を選ぶときは、見た目や音の好みで選んで大丈夫。
「この楽器、かっこいい!」と思えた瞬間が、あなたの音楽のスタートです。

あなたへのおすすめ