フェルナンデスのギターに興味があるものの、実際の評判が気になっていませんか?
ネットオークションや中古市場で見かけることが多いものの、購入を決める前に「本当に良いギターなのか?」「デメリットはないのか?」と迷ってしまうこともあります。
また、フェルナンデスはすでにメーカーが破産しているため、アフターサポートの面でも不安を感じるかもしれません。
もし選び方を間違えてしまうと、「思っていた音が出ない」「すぐに壊れてしまった」と後悔することになりかねないです。
そこで本記事では、フェルナンデスギターの評判を徹底調査し、メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
また、おすすめモデルや中古購入時の注意点についても詳しく紹介するので、あなたにぴったりのギター選びの参考になるはずです。
この記事を読めば、フェルナンデスギターの魅力や注意点がしっかりと理解でき、安心して選ぶことができます。
ぜひ最後までご覧いただき、あなたに合った1本を見つけてください。
- フェルナンデスギターの評判や特徴を詳しく知ることができる
- メリット・デメリットを理解し、購入判断の参考にできる
- おすすめモデルや中古購入時の注意点を学べる
- 自分に合ったギターを選ぶための知識が身につく
フェルナンデスギターの評判を調査

フェルナンデスのギターは、日本のギターブランドの中でも歴史があり、多くのギタリストに愛されてきました。
特にコストパフォーマンスの高さと独自の技術が評価されていますが、一方で品質や音の好みが分かれることもあります。
この記事では、フェルナンデスギターの評判について詳しく調査し、購入を検討している方に役立つ情報を提供します。
- フェルナンデスギターとは?
- フェルナンデスギターのメリット
- フェルナンデスギターのデメリット
- フェルナンデスギターの評判
- フェルナンデスギターはなぜ破産した?
- フェルナンデスギターの今後はどうなる?
フェルナンデスギターとは?
フェルナンデスのギターは、日本の楽器メーカー「フェルナンデス(FERNANDES)」が製造・販売していたギターブランドです。
1970年代に設立され、当初はギブソンやフェンダーのコピーギターを手掛けていましたが、その後オリジナルモデルを展開し、個性的なデザインと機能性で注目を集めました。
特に有名なのが「ZO-3」というミニギターや、「サスティナー」という独自の技術を搭載したモデルです。
サスティナーは、弦の振動を持続させるシステムで、ギタリストに新しい演奏表現を提供しました。
フェルナンデスは初心者向けからプロ向けまで幅広いギターを販売し、価格帯も手頃なものから高級モデルまで多岐にわたります。
しかし、メーカーは現在破産しており、新品の入手が難しくなっています。
それでも、中古市場では多くのモデルが流通しており、今でも人気が高いブランドのひとつです。
フェルナンデスギターのメリット

フェルナンデスのギターは、手頃な価格帯ながら品質の高いモデルが多く、初心者から中級者まで幅広いプレイヤーに愛されています。
また、独自の技術やデザイン性にも優れており、コストパフォーマンスの高さが魅力です。
ここでは、フェルナンデスギターの具体的なメリットについて詳しく解説します。
高いコストパフォーマンス
フェルナンデスのギターは、価格と品質のバランスが優れていることで知られています。
エントリーモデルでもしっかりとした作りが施されており、初心者でも安心して演奏できる点が魅力です。
また、価格帯のわりに高品質な木材やパーツが使用されており、同価格帯の他ブランドと比較してもコストパフォーマンスが高いと言えます。
中古市場でも手頃な価格で入手できるため、予算を抑えつつ良いギターを手に入れたい人に最適です。
初心者にも優しい設計
フェルナンデスのギターは、初心者でも弾きやすい設計が施されているのが特徴です。
ネックが細めに作られているモデルが多く、手の小さい人でもスムーズにコードを押さえられます。
また、弦高(弦と指板の距離)も適度に低めに調整されており、少ない力で押弦できるため、指が痛くなりにくいのもポイントです。
これにより、初心者でもストレスなく演奏を楽しむことができます。
多様なモデルとデザイン
フェルナンデスは、多彩なモデルとデザインのバリエーションが豊富な点も大きな魅力です。
伝統的なストラトキャスタータイプやレスポールタイプはもちろん、個性的なシェイプのギターも数多く展開されています。
特に、派手なカラーリングや独創的なフォルムのギターは、ステージ映えするデザインとして人気があります。
また、小型アンプを内蔵した「ZO-3」シリーズなど、ユニークなコンセプトのギターも販売され、多くのギタリストに愛用されています。
音質のクオリティ
フェルナンデスのギターは、手頃な価格帯でありながら音質面でも高い評価を得ています。
特に、クリアで抜けの良いサウンドが特徴で、クリーントーンから歪み系のサウンドまで幅広く対応できます。
また、独自技術の「サスティナー」を搭載したモデルでは、音を無限に伸ばすことが可能で、ギターの表現力が大きく向上します。
価格帯を超えたサウンドクオリティを求める人にとって、フェルナンデスのギターは非常に魅力的な選択肢です。
長持ちする耐久性
フェルナンデスのギターは、耐久性の高さも魅力のひとつです。
しっかりとしたボディ構造やネックの安定性により、長年使用しても大きな劣化が少ないと評判です。
特に、ネックの反りが少なく、フレットの摩耗も比較的ゆっくり進むため、中古市場でも状態の良い個体が多く見られます。
また、シンプルな構造のモデルが多いため、メンテナンスもしやすく、長く愛用できる点もメリットのひとつです。
フェルナンデスギターのデメリット

フェルナンデスのギターは多くの魅力を持っていますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。
品質のバラつきや、音の好みが分かれる点など、購入前に知っておくべきポイントがあります。
ここでは、フェルナンデスギターのデメリットについて詳しく解説します。
品質が安定していない
フェルナンデスのギターは価格帯が広いため、モデルによって品質に差があります。
特にエントリーモデルや海外製のラインナップでは、個体差が大きく、当たり外れがあると言われています。
例えば、ネックの仕上げが粗かったり、フレットの処理が甘いこともあります。
一方で、上位モデルや日本製のものはしっかりとした作りになっていることが多いため、購入時には製造国やグレードを確認することが大切です。
音の好みが分かれる
フェルナンデスのギターは、全体的にハイ寄りのシャープな音質が特徴ですが、人によっては「音が軽い」と感じることがあります。
特に、低音の厚みを求めるプレイヤーには物足りなく感じるかもしれません。
また、サスティナー搭載モデルの独特なサウンドや、アンプ内蔵の「ZO-3」シリーズの音質も好みが分かれます。
実際に試奏して、自分のスタイルに合うかを確認するのが良いでしょう。
重さやバランスが気になる
フェルナンデスのギターの中には、重めのモデルやボディバランスが独特なものがあります。
特に、ZO-3のような小型ギターは、一般的なギターとは重量バランスが異なり、長時間の演奏で違和感を感じることもあります。
また、一部のモデルではヘッド側が重く、ストラップを使うとネックが下がりやすい「ヘッド落ち」の現象が発生することもあります。
購入を検討する際には、重量やバランスにも注意すると良いでしょう。
中古価格が変動しやすい
フェルナンデスのギターは中古市場で多く流通していますが、価格が安定しにくい傾向があります。
人気モデルは高値で取引されることがある一方で、不人気モデルは極端に安くなることもあります。
特に、サスティナー搭載モデルや限定カラーのギターはプレミアがつくことがあり、時期によって価格差が大きくなることも。
購入時には市場価格をよくリサーチし、適正価格で手に入れることが重要です。
メーカーが破産した
フェルナンデスは2024年に事業を停止し、事実上の破産状態となりました。
そのため、新品のギターは入手困難になり、今後の修理やパーツ供給も不安定になる可能性があります。
特に、サスティナー搭載モデルは特殊な部品を使用しているため、修理が難しくなることが予想されます。
今後は中古市場が中心となるため、購入後のメンテナンス方法についても考慮する必要があります。
フェルナンデスギターの評判

フェルナンデスのギターは、多くのギタリストに愛されてきた一方で、評価が分かれる部分もあります。
特に、コストパフォーマンスの高さや独自の技術に魅力を感じる人がいる一方で、品質や音質に関して辛口の意見も見られます。
ここでは、フェルナンデスギターの良い評価と辛口評価について詳しく紹介します。
良い評価
フェルナンデスのギターは「価格以上のクオリティを持っている」として高く評価されています。
特に、初心者向けモデルでもしっかりとした作りになっており、初めての一本として選ばれることが多いです。
ネックが細めで弾きやすく、弦高も適切に設定されているため、初心者が無理なく練習を続けられるのもポイントです。
また、フェルナンデス独自の「サスティナー」機能が搭載されたモデルは、プロのギタリストからも高評価を受けています。
この機能により、音を無限に持続させることができ、通常のギターでは出せない表現が可能になります。
特に、ハードロックやシューゲイザーなど、サスティンを活かした演奏をするギタリストには魅力的な機能です。
デザイン面でも、フェルナンデスは個性的なモデルが多く、ビジュアルを重視するプレイヤーにも人気があります。
特に、アンプ内蔵の「ZO-3」シリーズは、コンパクトながら本格的な演奏が可能で、遊び心のあるデザインが評価されています。
中古市場でも流通量が多く、手頃な価格で購入できるため、「コストを抑えつつ良いギターを手に入れたい」という人にとっては、魅力的なブランドです。
辛口評価
一方で、フェルナンデスのギターには辛口の意見もあります。
最もよく指摘されるのは、モデルによって品質のバラつきがあることです。
特に低価格帯のギターは、ネックの反りやフレットの処理が甘い個体があるため、「当たり外れがある」と言われることが少なくありません。
また、音質に関しても評価が分かれます。
フェルナンデスのギターは比較的シャープでハイ寄りのサウンドが特徴ですが、「音が軽い」「低音の迫力が足りない」と感じる人もいます。
特に、重厚なサウンドを求める人には物足りなく感じることがあるかもしれません。
さらに、フェルナンデスは2024年に事業を停止しているため、今後のサポートや修理対応に不安を感じる人も多いです。
特に、サスティナー搭載モデルは特殊な部品を使用しており、修理が難しくなる可能性があります。
中古市場での価格変動も大きく、人気モデルは高騰する一方で、不人気モデルは極端に安くなることもあるため、購入時には慎重に選ぶ必要があります。
フェルナンデスギターはなぜ破産した?

フェルナンデスは、日本のギターブランドとして長年にわたり多くのギタリストに支持されてきました。
しかし、2024年に事業を停止し、事実上の破産状態となりました。
その主な要因として、コロナ禍で製品需要が減少したことによる、ギター市場の変化が挙げられます。
かつては国内外で大きなシェアを誇っていましたが、安価な海外ブランドの台頭や、国内市場の縮小により売上が低迷しました。
また、フェルナンデスのギターは90年代に人気を博したものの、近年は若い世代の認知度が低下し、ブランドの影響力が弱まっていました。
さらに、サスティナーなど独自技術を持っていたものの、その技術を活かした新たな市場戦略を打ち出せず、競争力を失ってしまったことも大きな要因です。
こうした状況の中で経営が悪化し、ついには事業継続が難しくなったと考えられます。
フェルナンデスギターの今後はどうなる?

フェルナンデスが事業を停止したことで、新品ギターの生産は行われていません。
そのため、今後は中古市場が主な流通ルートとなり、人気モデルはプレミア価格がつく可能性があります。
特に、サスティナー搭載モデルや、国内製の高品質なギターは需要が高まり、中古市場での価格上昇が予想されます。
一方で、一般的なエントリーモデルは比較的手頃な価格で取引される可能性があります。
また、メーカーが復活する可能性については不透明ですが、フェルナンデスブランドの再興を望む声も多く、今後どこかの企業がブランドを引き継ぐ可能性もゼロではありません。
現在のところ公式な発表はないものの、引き続き市場動向をチェックすることが重要です。
フェルナンデスギターの評判と選び方

フェルナンデスのギターは、価格と品質のバランスが良く、多くのギタリストに愛用されてきました。
しかし、すべてのプレイヤーに最適とは限りません。
ここでは、どのような人にフェルナンデスギターが向いているのかを詳しく解説していきます。
自分の演奏スタイルや予算に合ったギター選びの参考にしてください。
- フェルナンデスギターが向いている人
- おすすめのフェルナンデスギター5選
- これから中古で購入する際の注意点
- フェルナンデスギターの値段はどのくらい?
- フェルナンデスギターを使っている有名人は?
- フェルナンデスギターの試奏体験談
フェルナンデスギターが向いている人
フェルナンデスギターは、コストパフォーマンスの高さや独自の特徴から、特定の層に向いています。
ここでは、どのようなプレイヤーに適しているのかを詳しく見ていきましょう。
コスパを重視する人
フェルナンデスのギターは、手頃な価格で高品質なモデルが多いことが魅力です。
特に、中古市場では状態の良いギターが比較的安く手に入るため、コストを抑えて良い楽器を探している人には最適です。
また、エントリーモデルでも十分な性能を持っており、価格以上の価値を感じることができます。
「できるだけ予算を抑えて、しっかりしたギターを手に入れたい」という人にとって、フェルナンデスは良い選択肢となるでしょう。
初心者から中級者の人
フェルナンデスのギターは、初心者にも扱いやすい設計がされています。
ネックが細めで弾きやすく、弦高の調整も比較的容易なため、ギターを始めたばかりの人でもスムーズに演奏できます。
また、中級者向けのモデルも豊富にあり、技術が向上しても長く使い続けられる点が魅力です。
「初心者からステップアップしていきたい」という人には、フェルナンデスのギターがぴったりでしょう。
ロックやポップスをする人
フェルナンデスのギターは、ロックやポップスのジャンルに特に向いています。
パワフルで歯切れの良いサウンドが特徴で、バンドアンサンブルの中でもしっかりと存在感を発揮できます。
また、サスティナー搭載モデルを使えば、より表現力豊かな演奏が可能です。
「ロックバンドでギターを弾きたい」「ポップスの楽曲をカバーしたい」という人には、フェルナンデスのギターは強い味方になるでしょう。
個性的なデザインを求める人
フェルナンデスは、見た目にもこだわったギターを多く販売してきました。
特に、HIDEモデルやZO-3シリーズなどは、他のブランドにはない独創的なデザインが特徴です。
人と違ったギターを持ちたい、ステージで目を引くデザインのギターが欲しいという人には、フェルナンデスのギターは最適です。
自分の個性を表現できる楽器を探しているなら、一度チェックしてみる価値はあります。
日本製のギターが欲しい人
フェルナンデスのギターは、日本国内で製造されていたモデルが多く、高品質なものが多いです。
特に、80年代~90年代に作られた日本製のギターは、作りの良さや音の安定感で高評価を得ています。
国産ギターならではの精密な作りや、丁寧な仕上げを求める人にとって、フェルナンデスのギターは魅力的な選択肢となるでしょう。
日本製の楽器にこだわる人は、中古市場で状態の良いモデルを探してみるのがおすすめです。
おすすめのフェルナンデスギター5選

フェルナンデスは、多彩なモデルラインナップで知られる日本のギターブランドです。
以下に、おすすめの5つのモデルをご紹介します。
TEJ-STD 2S
TEJ-STD 2Sは、フェルナンデスのTEJシリーズのスタンダードモデルです。
アルダーボディにメイプルネック、ローズウッド指板を採用し、22フレット仕様となっています。
ピックアップにはFMS14シングルコイルを2基搭載し、3ウェイミニスイッチで多彩な音作りが可能です。
ハードテイルブリッジによりタイトなサウンドを実現し、カッティングプレイに適しています。
STJ-75
STJ-75は、フェルナンデスのSTJシリーズの中級モデルです。
アルダーボディにメイプルネック、ローズウッド指板を組み合わせ、24フレット仕様で広い音域をカバーします。
ピックアップには高出力のハムバッカーを搭載し、ロックやメタルなどのジャンルに適したパワフルなサウンドを提供します。
フロイドローズタイプのトレモロブリッジを装備し、激しいアーミングプレイにも対応可能です。
FR-65S
FR-65Sは、フェルナンデスのFRシリーズのエントリーモデルです。
バスウッドボディにメイプルネック、ローズウッド指板を採用し、22フレット仕様となっています。
ピックアップにはシングルコイルとハムバッカーの組み合わせを搭載し、幅広い音作りが可能です。
スタンダードなシンクロナイズドトレモロブリッジを装備し、初心者にも扱いやすい設計です。
RAVELLE STEELER
RAVELLE STEELERは、フェルナンデスのRAVELLEシリーズの上位モデルです。
マホガニーボディにメイプルネック、エボニー指板を組み合わせ、22フレット仕様となっています。
ピックアップには高出力のハムバッカーを2基搭載し、重厚で厚みのあるサウンドが特徴です。
独特のボディシェイプと豪華な装飾が施され、視覚的にも魅力的なモデルです。
ZO-3
ZO-3は、フェルナンデスのユニークなトラベルギターです。
小型のボディにアンプを内蔵しており、場所を選ばず演奏が可能です。
スピーカーやヘッドホン端子を備え、自宅練習や外出先での演奏に便利です。
多彩なカラーバリエーションやデザインがあり、コレクション性も高いモデルです。
これから中古で購入する際の注意点

中古のフェルナンデスギターを購入する際には、以下の点に注意することが重要です。
これらのポイントを確認することで、良質なギターを手に入れる可能性が高まります。
ネックの状態
ネックの反りやねじれは、演奏性や音質に大きな影響を及ぼします。
ネックが反っていると、弦高が不均一になり、演奏が困難になることがあります。
また、ネックのねじれは、特定のポジションでの音詰まりやビビリの原因となります。
ギターを水平に持ち、ネックの真っ直ぐさを確認することが大切です。
不安がある場合は、専門家にチェックしてもらうことをおすすめします。
サスティナーの動作確認
フェルナンデスギターの特徴の一つであるサスティナーは、音の持続時間を延ばす機能です。
中古ギターの場合、このシステムが正常に動作しないことがあります。
購入前にアンプに接続し、サスティナーが適切に機能するかを確認してください。
動作不良がある場合、修理が必要となり、追加の費用が発生する可能性があります。
電気系統の確認
ピックアップ、ポット、スイッチ、ジャックなどの電気系統の不具合は、音が出ない、ノイズが発生するなどの問題を引き起こします。
各コントロールを操作し、異常がないかを確認しましょう。
また、ジャック部分の接触不良や配線の劣化もチェックポイントです。
これらの問題は、演奏中のトラブルの原因となるため、入念に確認することが重要です。
フレットの摩耗具合
フレットの摩耗は、音程のズレやビビリの原因となります。
特に、よく使用されるポジションのフレットがすり減っている場合、演奏性が低下します。
フレットの状態を目視で確認し、深い溝や平らになっている部分がないかをチェックしてください。
必要に応じて、フレットのすり合わせや交換が必要となる場合があります。
全体的なコンディション
ボディの傷や打痕、塗装の剥がれなど、全体的なコンディションも重要なチェックポイントです。
大きなダメージがある場合、過去に強い衝撃を受けた可能性があり、内部構造に影響を及ぼしていることも考えられます。
また、改造や修復の痕跡がないかも確認しましょう。
これらの点を総合的に判断し、納得のいくギターを選ぶことが大切です。
フェルナンデスギターの値段はどのくらい?

フェルナンデスギターの価格は、モデルや状態によって大きく異なります。
エントリーモデルの中古価格は1万円~3万円程度が相場ですが、上位モデルや希少な限定モデルは5万円以上することもあります。
特に、サスティナー搭載モデルや、高級ラインのギターは人気が高く、中古市場での価格が上昇傾向にあります。
例えば、「FR-75S」や「Burny」シリーズの一部は、状態が良いものだと10万円を超えることもあります。
また、アンプ内蔵の「ZO-3」シリーズは、中古市場でも比較的手頃な価格で手に入れることができ、1万円~2万円程度で取引されることが多いです。
しかし、フェルナンデスの事業停止により、今後価格が変動する可能性もあるため、購入を検討している場合は市場の動向をよくチェックすることが大切です。
フェルナンデスギターを使っている有名人は?

フェルナンデスのギターは、国内外の多くの有名ギタリストに愛用されてきました。
特に、X JAPANのHIDEはフェルナンデスの代表的なユーザーの一人であり、彼のシグネチャーモデル「MGシリーズ」は今でも高い人気を誇ります。
また、LUNA SEAのSUGIZOもフェルナンデスのギターを愛用しており、サスティナーを活かした独特のプレイスタイルで知られています。
その他、海外だとU2のジ・エッジやキング・クリムゾンのロバート・フリップなど、国内外問わず多くのギタリストがフェルナンデス製のギターを使用していました。
海外では、70年代~90年代の日本製ギターが再評価される流れがあり、フェルナンデスのギターもヴィンテージ市場で注目されています。
こうした背景もあり、今後もフェルナンデスギターはコレクターやファンの間で価値を持ち続けるでしょう。
フェルナンデスギターの試奏体験談

筆者が最初に買ったギターは、初心者ギターセットに付いてきた安価なギターです。
最初はそれでも十分だったのですが、バンドを組んで練習を重ねるうちに、音の軽さやピッチの不安定さが気になるようになりました。
「もっといい音を出したい」という思いが強くなり、バイトでお金を貯めてフェルナンデスのギターを購入したのです。
フェルナンデスを選んだのは、hideがフェルナンデスのギターを使っていたという、単純な理由でした。
フェルナンデスのギターを楽器店で購入し、初めてアンプにつないだ瞬間、音の厚みが全然違うことに驚きました。
コードを鳴らしただけでも、以前のギターとは比べ物にならないほどしっかりと響き、単音の伸びも良いのです。
ピックアップのパワーもあり、歪ませたときの迫力が格段にアップしました。
このギターで何度かライブもやったし、夢が広がったのを昨日の事のように覚えています。
2024年に破産したのでもう新しいギターは販売されないのかもしれませんが、フェルナンデスのギターと歩んだ日々は、筆者の思い出に深く刻まれています。
フェルナンデスギターの評判を総括
記事のポイントをまとめます。
- フェルナンデスギターはコストパフォーマンスに優れている
- 初心者でも扱いやすい設計がされている
- 多様なモデルがあり好みに合った選択ができる
- 音質が良くライブやレコーディングでも活躍する
- 耐久性が高く長期間使用できるメリットがある
- 品質にばらつきがあり個体差が大きい点に注意が必要
- メーカー破産によりアフターサポートが期待できない
- 中古市場では価格が変動しやすく注意が必要
- 適切な選び方をすれば価格以上の価値を得られる
- 有名アーティストにも愛用者が多い