ギターにステッカーを貼ると目立ちますが、他人からダサいと思われないか心配ですよね。
バンド仲間や友達からセンスを指摘されたり、変な印象を持たれたりするのは避けたいところ。
見た目にこだわるあまり、逆に印象が悪くなってしまっては本末転倒です。
そこで本記事では、「ギターにステッカーを貼るとダサく見える理由」や「失敗しない選び方」、さらには「おしゃれに見えるおすすめアイテム」まで、わかりやすくご紹介します。
見た目をカッコよくしたい方、センスよく仕上げたい方、そして「本当に貼っていいのか迷っている…」という方にも役立つ内容です。
素材選びや配置のバランスを工夫することで、ギターがより魅力的に見えるだけでなく、自分らしさを表現する素敵なアクセントにもなります。
まずはこの記事を読みながら、ステッカー選びのポイントや貼り方のコツをチェックしてみましょう。
- ギターに合うおしゃれなステッカーの選び方がわかる
- ダサく見えない貼り方や注意点を理解できる
- 実際に使えるおすすめステッカーを知ることができる
- 自分らしいギターカスタムのヒントが得られる
ギターにステッカーはダサいのか考察

エレキギターにステッカーを貼ると、「かっこいい」と思う人もいれば、「ダサい」と感じる人もいます。
なぜそう思われるのか、その理由を一つずつ整理していくことで、ダサくならないコツが見えてきます。
- ギターのステッカーがダサいと言われる理由
- センスが悪いギターステッカーの例
- ギターをデコる人はどんな人?
- ギターにステッカーを貼ると音が変わる?
- ギターにステッカーを貼ると価値が下がる?
ギターのステッカーがダサいと言われる理由
ステッカーが原因で「センスが悪い」と言われるのは悲しいことです。
でも、実際にはちょっとした選び方や貼り方の違いで、見た目が大きく変わってしまうことがあります。
ここでは、ありがちな「ダサ見え」の原因を具体的に見ていきましょう。
色やデザインのミスマッチ
ギターの本体カラーとステッカーの色や雰囲気が合っていないと、全体がちぐはぐな印象になります。
たとえば、シックな黒のギターに原色のポップなキャラクターがドンと貼ってあると、それだけで浮いてしまいがちです。
また、ギター本体が持つ雰囲気とまったく合わないイメージのデザインは、悪目立ちしてしまいます。
色味や雰囲気に統一感を持たせることが、ダサく見えないための第一歩です。
貼る場所や貼り方がアンバランス
ステッカーをどこに、どんな風に貼るかも重要なポイントです。
たとえば、ギターの真ん中に1枚だけポツンと貼ると、かえって目立ちすぎて違和感を与えることがあります。
逆に、端に寄せすぎると何か中途半端に見えてしまうことも。
左右のバランスや、貼る角度、他のパーツとの位置関係を考えて配置することで、見た目のまとまりがグッと良くなります。
経年劣化や剥がれで汚く見える
長く使っていると、ステッカーの端がめくれてきたり、色あせてきたりすることがあります。
このような劣化が進むと、せっかくのおしゃれなデザインも台無しになり、なんだか雑に見えてしまいます。
特に、安価なステッカーや紙素材のものは劣化しやすいので注意が必要です。
貼る前に耐久性を確認し、劣化してきたら無理せず貼り替えるのも大切です。
量が多すぎてゴチャゴチャしている
「たくさん貼れば個性が出る」と思って、あれこれ貼りすぎてしまうと逆効果になることがあります。
情報量が多すぎると視線の行き場がなくなり、まとまりのないゴチャゴチャした印象になりがちです。
特に、サイズや色がバラバラのステッカーを詰め込むと、視覚的にうるさく感じてしまいます。
貼る枚数や配置に余白を残すことで、落ち着いた印象に仕上がります。
周囲のトレンドやセンスに合わない
自分では「かっこいい!」と思って貼ったステッカーも、友達やバンド仲間から見ると「時代遅れ」と感じられることがあります。
ファッションと同じように、音楽の世界にも流行やセンスの方向性があります。
無理に流行を追う必要はありませんが、今どんなデザインが人気なのか、SNSなどで軽くチェックしておくと安心です。
周囲とのギャップを減らせば、よりセンス良く見せられるでしょう。
センスが悪いギターステッカーの例

ステッカー選びを間違えると、せっかくのギターが安っぽく見えてしまうことがあります。
ここでは「これはちょっと…」と思われがちな失敗例を紹介します。
実際にどんな点がダサく見えるのかを知っておくことで、失敗を避けられるようになります。
色味がギター本体と合っていない
ギターのボディカラーとステッカーの色味がちぐはぐだと、全体の見た目がバラバラになってしまいます。
たとえば、ナチュラルウッドのボディにビビッドな蛍光色のステッカーを貼ると、統一感がなく違和感を覚えます。
カラーコーディネートの基本は「馴染ませる」ことです。
あまりにも強いコントラストは、視覚的にストレスを与えることがあるので注意しましょう。
ギターの色や質感と調和するステッカーを選ぶことで、センスの良さが引き立ちます。
画質やデザインが安っぽい
印刷が荒く、にじんでいたり、線がぼやけていたりするステッカーは、それだけでチープな印象になります。
また、フォントやイラストが雑だったり、どこかで見たようなパクリっぽいデザインも、センスがないと思われがちです。
安価なステッカーの中には、デザインの完成度が低いものも多く含まれています。
一目見て「雑だな」と感じるものは避けるのが無難です。
せっかくギターをデコるなら、デザインやクオリティの高いものを選びましょう。
ステッカーのサイズが大きすぎる
あまりにも大きなステッカーをギターにベタッと貼ってしまうと、全体のバランスが崩れがちです。
ボディの美しさや曲線を隠してしまい、ステッカーばかりが目立ってしまうこともあります。
特に、ギターの中心にドーンと貼ると「自己主張が強すぎる」と感じられることもあり、好みが分かれる要素です。
サイズは控えめにして、アクセントとして使う方がスマートに見えることが多いです。
貼る場所が無秩序でゴチャゴチャ
何も考えずにステッカーを思いついた場所に貼っていくと、全体がまとまりのない印象になってしまいます。
左に1枚、右下に1枚、ヘッドにも…と貼っていくうちに、バランスが崩れてしまうことがあります。
さらに、重なり合っていたり傾いていたりすると、雑でだらしないイメージを与えかねません。
どの位置に貼るかをあらかじめ考え、ギターの形やパーツの位置を意識しながら配置することが大切です。
流行遅れで古臭いデザイン
昔流行ったキャラクターやロゴ、明らかに時代を感じるフォントなどは「古くさい」「ダサい」と言われる原因になります。
もちろん、あえてレトロを狙うスタイルもありますが、そのセンスにはかなりの上級テクが必要です。
特に若い世代では、時代に合ったセンスが重視されることも多いため、少し注意が必要です。
今のトレンドや人気のデザインを軽くチェックしておくだけでも、失敗を防げるでしょう。
ギターをデコる人はどんな人?

ギターにステッカーを貼る人は、ただ飾りたいだけではなく、自分なりの理由や想いを持っていることが多いです。
ここでは、どんな気持ちでギターをデコるのか、代表的な5つのタイプを紹介します。
あなたの気持ちにも、きっと当てはまるものがあるはずです。
自分だけの個性を表現したい
同じモデルのギターでも、自分のものは自分らしくしたい。
そんな気持ちから、ステッカーを使って「世界に一つだけのギター」にしたいと考える人がいます。
自分の趣味や価値観、好きなカルチャーを反映させることで、ギターがただの楽器ではなく「自分の分身」になります。
他人とかぶらないオリジナルのデザインは、見るたびにモチベーションを上げてくれる存在になります。
見た目のカスタマイズを楽しみたい
ギターをカスタムすること自体を楽しみたい、というタイプの人もいます。
色を塗ったり、パーツを交換したりといった本格的なカスタムは難しくても、ステッカーなら気軽にできて雰囲気をガラッと変えることができます。
見た目が変わると、弾くときの気分も自然と上がります。
ギターを自分好みに仕上げていくプロセスそのものが、楽しい趣味の一部になっているのです。
好きなアーティストへの愛着が強い
大好きなアーティストやバンドが使っているギターやステッカーを真似したくなるのは、ファン心理としてごく自然なことです。
ロゴマークやライブグッズのステッカーを貼ることで、「自分もその音楽の一部になれた気がする」と感じられることがあります。
ただの飾りではなく、好きなアーティストへのリスペクトやつながりを感じるための手段として貼っている人も多いです。
自分のギターを目立たせたい
バンド活動やライブで自分のギターを目立たせたい、という思いからステッカーを貼る人もいます。
ステージの照明やカメラ越しでも、一発で「あれ、自分のギターだ」とわかるような工夫をしたくなるものです。
視覚的な印象が強くなれば、観客の記憶にも残りやすくなります。
目立つ=ダサいではなく、計算された目立たせ方なら「かっこいい」に変わります。
ファッション感覚でおしゃれを楽しむ
ステッカーをギターに貼ることを、ファッションの一部として楽しむ人もいます。
服や靴と同じように、その日の気分やスタイルに合わせてギターの見た目もアレンジしたいという感覚です。
色やテイストの統一感を意識すれば、全体としてとてもおしゃれな雰囲気を演出できます。
ギターも自分のファッションの一部だと考えれば、自然とセンスも磨かれていきます。
ギターにステッカーを貼ると音が変わる?

「ステッカーを貼ったら音が悪くなるんじゃないか?」と心配になる人もいるかもしれません。
結論から言えば、エレキギターの場合は音への影響はほとんどありません。
エレキギターはピックアップという部品で音を拾っているため、ボディの表面に薄いシールを貼っても、音質に大きな変化は生じにくいのです。
ただし、アコースティックギター(アコギ)の場合は話が少し変わってきます。
アコギはボディ全体が音を響かせる仕組みなので、ステッカーの位置や枚数によっては音の響きが微妙に変わる可能性があります。
特にサウンドホール付近や振動が伝わりやすい場所に分厚いステッカーを貼ると、音の鳴りが抑えられることがあります。
目立った違いが出ることは少ないですが、音にこだわりたい人は貼る位置や素材に気をつけると安心です。
ギターにステッカーを貼ると価値が下がる?

ギターにステッカーを貼ることで、将来的な「売る時の価値」が下がる可能性はあります。
特に中古市場では、元の状態に近いギターの方が高く評価される傾向があります。
粘着の強いステッカーを貼ると、剥がした後に跡が残ったり、塗装が剥げたりするリスクがあるからです。
また、他人にとっては魅力的ではないデザインや貼り方だと、「これは買いたくないな」と思われてしまうこともあるでしょう。
そのため、将来的に売却を考えている場合は、簡単に剥がせる素材を選んだり、ピックガードなどのパーツに限定して貼るなどの工夫が必要です。
「一生使うつもりのギター」か「いつか手放すかもしれないギター」かで、貼るかどうかを考えてみるとよいでしょう。
ギターにステッカーはダサい?賢い選び方

「ギターにステッカーを貼るとダサいと思われそう…」そんな不安を抱える人は少なくありません。
でも、選び方や貼り方次第で、ぐっとおしゃれにセンスよく見せることもできるんです。
ここでは、失敗しないためのステッカー選びのコツをご紹介します。
自信を持ってギターをカスタムしたい人は、ぜひチェックしてみてください。
- 失敗しないギターステッカーの選び方
- おしゃれなギターステッカー5選
- ステッカーを貼るおすすめの場所
- ギターにステッカーを貼るときの注意点
- アコギにステッカーを貼るときの貼り方は?
- ギターにステッカーを貼ってダサいと言われた話
失敗しないギターステッカーの選び方
ステッカーを貼ることで、ギターに個性をプラスできる一方で、選び方を間違えると「ダサい」と思われる原因にもなります。
ここでは、ステッカー選びで失敗しないための5つのポイントを紹介します。
見た目の統一感を意識しながら、自分らしさも表現できるステッカーを選ぶことが大切です。
ギターの色と合うステッカーを選ぶ
ギターの本体カラーとステッカーの色味がちぐはぐだと、全体の見た目がバラバラになってしまいます。
たとえば、ナチュラルウッドのボディにビビッドな蛍光色のステッカーを貼ると、統一感がなく違和感を覚えます。
カラーコーディネートの基本は「馴染ませる」ことです。
あまりにも強いコントラストは、視覚的にストレスを与えることがあるので注意しましょう。
ギターの色や質感と調和するステッカーを選ぶことで、センスの良さが引き立ちます。
シンプルなデザインを選ぶ
初めてステッカーを貼る人には、シンプルなデザインのものがおすすめです。
派手すぎる柄や情報量の多いイラストは、ギターのデザインとぶつかってしまいがちです。
たとえば、ロゴやワンポイントのモチーフは、さりげなく貼るだけでおしゃれな印象になります。
また、シンプルなデザインは長く使っても飽きにくく、どんなファッションにも合わせやすいというメリットもあります。
落ち着いた雰囲気を大切にしたい人にもぴったりです。
ギター本体とのバランスを意識する
ステッカーを貼るときは、全体のバランス感がとても大事です。
たとえば、ヘッドやピックガードにだけ小さく貼ることで、さりげないアクセントとして使うことができます。
逆に、ボディの真ん中に大きなステッカーを1枚だけ貼ると、バランスが崩れて見える場合があります。
貼る位置や枚数、サイズの組み合わせを工夫することで、ギター全体がスタイリッシュな雰囲気になります。
事前にシミュレーションしたり、仮置きしてバランスを見るのがおすすめです。
耐久性のある素材を選ぶ
ステッカーは貼って終わりではなく、長期間貼り続けるものだからこそ、素材選びも重要です。
安価なステッカーは時間とともに剥がれたり、色あせたりすることがあります。
また、接着力が強すぎるものだと、剥がすときに塗装がはがれるおそれも。
ラミネート加工や防水仕様のステッカーは、耐久性が高く見た目もきれいに保てます。
貼る前に「どのくらいの期間使いたいか」を考えて選ぶと、後悔しにくくなります。
最終的には好みで決定する
色やバランス、素材などいろいろなポイントがありますが、最後に大切なのは「自分が好きかどうか」です。
人にどう見られるかも気になりますが、自分が見て気分が上がるデザインを選ぶことが一番です。
「これ、かっこいい!」「自分らしい!」と思えるものを貼ることで、ギターを手にするたびに愛着がわきます。
センスは経験と試行錯誤で育つもの。
最初はシンプルでも、少しずつ自分だけのスタイルを見つけていきましょう。
おしゃれなギターステッカー5選

「ダサい」と言われないためには、センスの良いステッカーを選ぶことが重要です。
ここでは、デザイン性と使いやすさを両立した、おしゃれでおすすめのギターステッカーを5つご紹介します。
どれも高校生でも手に入れやすく、ギターの印象を一気にアップさせてくれるアイテムばかりです。
Vine of Life カスタムギターデカール
繊細なツタ模様が美しく、ギターに自然な流れを加えてくれるデカールタイプのステッカーです。
ネック部分やボディの縁に沿って貼ることで、全体が一体化したようなアートな印象に仕上がります。
ブラックやゴールドなど落ち着いたカラーが多く、どんなギターにも合わせやすいのも魅力。
派手すぎず個性が出せるので、「初めてだけどおしゃれに見せたい」という人にぴったりです。
桜 ワンポイント インレイステッカー
日本らしい「桜」のモチーフを小さくデザインしたインレイ風のステッカーです。
ポジションマークやヘッド部分に貼ることで、控えめながらも華やかさをプラスできます。
ワンポイントなので目立ちすぎず、ギター全体の雰囲気に溶け込むのがポイントです。
和風テイストが好きな人や、シンプルながらも他と差をつけたい人におすすめのアイテムです。
薔薇のインレイステッカー
バラをモチーフにしたインレイ風ステッカーは、クラシカルでエレガントな雰囲気が魅力です。
ネックやボディサイドに沿って貼ることで、ギター全体が美術品のような印象に変わります。
繊細なラインと色合いがリアルで、まるで元から装飾されていたかのような完成度です。
少し大人っぽい印象にしたい人や、落ち着いたロックやバラードが好きな人におすすめです。
ギター フレットシール 猫足 生命の樹
猫の足跡と「生命の樹」を組み合わせたユニークなデザインのフレットシールです。
遊び心のある可愛いデザインですが、ブラックベースにシルバーのラインで構成されており、ポップすぎず絶妙なバランスが取れています。
フレットの位置に貼ることで、演奏中もさりげなく視線を引きつけられます。
かわいさとカッコよさの両立を求める人にぴったりです。
ギターヘッド シー・スワロウ
ギターヘッドに貼ることを前提にデザインされた、美しい海燕(シー・スワロウ)のステッカーです。
飛ぶ鳥のシルエットがスタイリッシュで、控えめながらも印象に残る存在感があります。
ヘッドは演奏中にもよく見える場所なので、小さなステッカーでも効果的に個性を演出できます。
シンプルながらもセンスを感じさせるデザインを求めている人におすすめです。
ステッカーを貼るおすすめの場所

ギターにステッカーを貼るとき、どこに貼るかによって印象は大きく変わります。
目立たせたいのか、さりげなく見せたいのかによってもベストな貼り位置は異なります。
ここでは、それぞれの貼り場所の特徴やおすすめポイントをわかりやすく紹介します。
ボディの表面
ギターの顔ともいえるボディの表面は、最も目立つ貼り場所です。
ここに貼ることで、遠くから見てもすぐにステッカーが目に入るので、インパクト重視の人におすすめです。
ただし、ステッカーのサイズやデザインが派手すぎると、全体のバランスを崩してしまうこともあります。
カラーやギターの形と調和するように貼ることで、おしゃれな印象を演出できます。
ピックガード周辺
ピックガード周辺は、比較的貼りやすく視線も集まりやすい位置です。
ギターを演奏する際に手元に近いため、自分でもステッカーをよく見ることができ、テンションが上がるポイントでもあります。
ピックガード自体がデザイン性のあるパーツなので、ステッカーとの組み合わせ次第で雰囲気が一気に変わります。
ただし、貼りすぎるとごちゃついた印象になるので、ポイントを絞って貼るのがコツです。
ヘッド部分
ギターのヘッド部分は、控えめながらもセンスが光るおすすめの場所です。
ヘッドは通常、目立ちすぎない位置にありながら、デザイン次第でギター全体の印象を左右します。
シンプルで洗練されたステッカーを選べば、大人っぽさや上品さを加えることができます。
また、ヘッドのブランドロゴとバランスをとることで、より完成度の高いデザインに仕上がります。
バック(裏面)
ギターの裏面は演奏中には見えにくいものの、さりげないこだわりをアピールできる位置です。
「他人には見せないけど、自分だけがわかるおしゃれ」を楽しみたい人にぴったりです。
ステージ上で背負ったときや、置いてあるギターをふと裏返したときに見えると、ギャップのある印象を与えられます。
また、ステッカーの貼りミスを気にせず自由に貼れるので、初心者にもおすすめの貼り場所です。
ギターにステッカーを貼るときの注意点

ステッカーを貼ることで、ギターの見た目は一気に個性的になります。
しかし、ただ貼ればいいというわけではなく、やり方を間違えると逆にダサく見えたり、ギター自体を傷めてしまうこともあります。
ここでは、ステッカーを貼る前にぜひ知っておきたい注意点を紹介します。
たくさん貼りすぎない
ステッカーを貼ると楽しくなって、ついつい枚数が増えてしまいがちですが、貼りすぎは注意が必要です。
多すぎるステッカーは視覚的にゴチャゴチャして見え、まとまりがなくなる原因になります。
特に色やテイストがバラバラな場合、統一感が失われてしまい、おしゃれに見せるのが難しくなります。
1枚か2枚を厳選して貼るくらいが、センス良く見えるちょうど良いバランスです。
ギターの素材を確認する
ギターのボディには、木材や塗装の種類によってステッカーの貼り付き方が変わってきます。
ツヤありのラッカー塗装には貼りやすいですが、マットな質感やナチュラル仕上げのボディだと粘着力が弱くなったり、剥がれやすい場合があります。
また、一部の塗装はステッカーを長期間貼ることで変色や跡が残ることもあるので注意が必要です。
事前にギターの仕上げ素材を確認してから貼ることで、トラブルを避けられます。
高品質なステッカーを選ぶ
安価なステッカーは、見た目がチープだったり、剥がれやすくなることがあります。
さらに、粘着剤の質が悪いと、剥がしたあとにベタベタが残ってしまったり、塗装を傷つけるリスクもあります。
できればギター専用や、耐久性のあるブランド製のステッカーを選ぶようにしましょう。
見た目の美しさだけでなく、ギターへの優しさも考慮するのが、長く愛用するためのコツです。
貼る前にきれいに拭く
ステッカーを貼る前には、貼りたい部分のホコリや皮脂、汚れをきちんと拭き取りましょう。
汚れたまま貼ると、しっかり接着できずに端から剥がれてきたり、気泡が入ってしまうことがあります。
乾いた柔らかい布や、少量のアルコールを含ませたクロスで優しく拭くのがおすすめです。
清潔な状態にしてから貼ることで、仕上がりもきれいになり、長持ちします。
取り外すときは慎重に
気分が変わってステッカーを剥がしたくなったとき、無理に勢いよく剥がすのは避けましょう。
特に長期間貼っていた場合、粘着部分が塗装にダメージを与える可能性があります。
ドライヤーの温風を当ててステッカーを柔らかくしてから、ゆっくり剥がすと失敗しにくくなります。
剥がした後にベタつきが残った場合は、専用のシール剥がしクリーナーを使うと安心です。
アコギにステッカーを貼るときの貼り方は?

アコギにステッカーを貼る場合は、貼る位置や素材に少し気をつけた方がいいです。
アコースティックギターはボディ全体が共鳴して音を出しているので、響きを邪魔しない貼り方が理想です。
おすすめの貼り位置は、ボディの下側やピックガードの周辺など、比較的音に影響が出にくい場所です。
サウンドホールの周辺やブリッジのすぐ近くは音の振動が大きいため、できれば避けた方が無難です。
また、ステッカーの素材は薄くて柔らかいものを選ぶと、ボディにしっかり密着し、剥がし跡も残りにくくなります。
貼る前には、ギター表面をやわらかい布で優しく拭いて、ホコリや油分を取り除いておくと、きれいに貼れるだけでなく、長持ちもしやすくなります。
ギターにステッカーを貼ってダサいと言われた話

筆者も昔、ギターにステッカーを貼っていたことがあります。
貼ったのは、バンド雑誌の付録についていた海外アーティストのロゴステッカーでした。
当時はパンクロックに夢中で、「尖ってる感」を出したくて何の気なしにギターのボディに貼ってみたのですが、ライブや練習を重ねるうちに擦れて汚れてしまい、だんだんと見た目がボロボロになっていったのです。
その結果、バンド仲間から「それちょっとダサくない?」と笑われる始末。
焦って剥がそうとしたのですが、粘着力が強すぎてきれいに剥がれず、爪でガリガリやってもベタつきが残ってしまい、かなり苦労しました。
この経験から、なんとなくのノリでステッカーを貼るのは良くないと痛感しました。
貼るなら、自分が本当に好きなアーティストのものや、大事な意味があるステッカーを選ぶべきだと思います。
ギターにステッカーはダサいの総括
記事のポイントをまとめます。
- ギターとステッカーの色や雰囲気に統一感を持たせる
- 貼る位置や枚数のバランスを意識する
- 安っぽいデザインや画質のステッカーは避ける
- 流行遅れや子供っぽい柄はダサく見えやすい
- ステッカーの経年劣化や剥がれにも注意する
- 素材や粘着性を確認し、高品質なものを選ぶ
- 音への影響は少ないが貼る場所には配慮が必要
- 中古売却時にステッカーで価値が下がることもある
- おしゃれに見せるにはシンプルで意味のある選択が重要
- 自分のスタイルや好みを大切にしながら選ぶことが大事