ドラムを始めたくても、何をどうすれば良いかわかりませんよね。
特に高校生だと練習場所に困るし、どんな道具を揃えれば良いか悩んでしまいます。
できることなら、最初からつまづきたくないですよね。
実際のところ、楽器を始めるときは、誰でも不安や疑問がつきものです。
特にドラムは他の楽器と比べて練習に工夫が必要になるため、「本当にできるのだろうか？」と不安になることも多いでしょう。
そこで本記事では、ドラムを始めるための最初のステップを分かりやすく説明します。
あなたがどんな理由でドラムを始めたいのか、その気持ちにぴったり合ったアドバイスを紹介します。
これから必要な道具や、練習のコツ、続けるためのポイントを知ることで、自信を持ってドラムを始めることができるのです。
ドラムを始めたいと思っている方は、今すぐ記事を読んで準備を進めましょう。
- ドラムを始めるために必要な道具とその選び方がわかる
- 初心者向けの練習方法と上達のコツを学べる
- ドラムを続けるためのモチベーション維持法を知れる
- ドラムセットや電子ドラムの購入ポイントを理解できる
ドラムを始めたい高校生の気になる点
高校生でドラムに興味を持つ人は多く、その理由や始め方について知りたいと考えている方もいるでしょう。
この章では、特に高校生がドラムを始める理由に焦点を当てて解説します。
あなたの「やりたい！」という気持ちを形にする手助けにしてください。
- 高校生がドラムを始める理由
- ドラムを独学で練習するコツ
- 高校生がドラムに飽きる理由
- ドラムは何歳から始めるのが良い？
- 女子高校生でもドラムを始められる？
- 大学生からドラムを始めた人も多い？
高校生がドラムを始める理由
高校生がドラムを始めたいと思う理由はさまざまです。
ここでは、特によくある動機を詳しく解説します。
それぞれの理由を理解することで、「なぜドラムを始めたいのか？」を具体的にできるでしょう。
自己表現したい
高校生にとって自己表現は大切なテーマです。
日々の生活の中で、自分の個性や感情をうまく伝える方法を模索している人も多いのではないでしょうか。
ドラムは音楽を通じて自分を表現する強力な手段です。
叩くリズムやテンポ、音の強弱を駆使することで、内面の感情をダイレクトに音に乗せることができます。
例えば、力強く叩けばエネルギーや怒りを、軽く叩けば楽しさや繊細さを表現できるのです。
言葉では伝えにくい感情も、ドラムなら表現できると感じる方は少なくありません。
音楽が好きだから
音楽好きなら、ドラムのリズムに惹かれるのは自然なことです。
音楽を聴いているとき、思わずリズムに合わせて足を踏み鳴らしたり、手で机を叩いたりした経験はあるでしょう。
ドラムを演奏することで、好きな音楽の一部になったような感覚を味わえます。
また、ドラムはバンドの中でリズムを支える重要な役割を担っています。
そのため、自分が演奏する音が全体を形作るという達成感や充実感を得ることもできます。
音楽を聴くだけではなく、自ら作り出す楽しさを味わいたい人にぴったりの楽器です。
バンドが組みたい
高校生といえば、友達とバンドを組む夢を抱く人も多いです。
ドラムはバンドに欠かせない存在で、他のメンバーを支える屋台骨のような役割を果たします。
ドラムを始めることで、友達と音楽を共有し、同じ目標に向かって努力する楽しさを体験できます。
また、バンド活動を通じて、練習の中で互いに切磋琢磨したり、ライブで観客の前で演奏する感動を味わったりすることも魅力の一つです。
音楽仲間と一緒に過ごす時間は、かけがえのない思い出になるでしょう。
ストレスを解消したい
学校生活や人間関係などで、ストレスを感じることが多い高校生にとって、ドラムは素晴らしい解消法です。
体を使ってリズムを刻むことで、日常のモヤモヤを忘れ、スッキリした気分になれること間違いありません。
また、ドラムの音は大きく力強いため、心の中に溜め込んだエネルギーを一気に解放する感覚が味わえます。
さらに、好きな音楽に合わせて演奏すれば、自然と楽しい気分になれるでしょう。
ドラムは心と体の両方をリフレッシュさせる力を持っています。
音楽スキルを身につけたい
ドラムを始めることで、音楽スキルを身につけたいと考える高校生も多いです。
ドラムはリズム感や集中力を鍛えるのに最適な楽器です。
これらのスキルはドラムに限らず、他の楽器や日常生活にも活かせるため、将来的な財産になります。
また、音楽の基本であるリズムを理解することで、音楽全般への興味や知識が深まり、自分の世界が広がるかもしれません。
新しいことに挑戦する楽しさと、それが自分のスキルとして蓄積されていく喜びを味わえるのがドラムの魅力です。
ドラムを独学で練習するコツ
独学でドラムを練習するのは難しそうに感じるかもしれませんが、コツを押さえることで効率よく上達できます。
ここでは、初心者でも取り組みやすい独学の方法を具体的にご紹介します。
基本をしっかり身につける
ドラムの基本を理解し、体に染み込ませることが、スムーズな上達の鍵です。
まずはスティックの握り方や叩き方、椅子に座る姿勢などの基礎を確認してください。
これらが正しくできていないと、後々の練習で癖がついてしまい、矯正に時間がかかります。
次に、シンプルなリズムパターンを覚え、一定のテンポで叩く練習を繰り返しましょう。
基本を徹底して練習することで、どんな楽曲にも対応できる土台が作れます。
少しずつ練習する
ドラムを練習する際、一気に難しいことに挑戦するのは避けたほうがいいです。
焦らず、一つ一つの動きを確実にマスターしていきましょう。
例えば、右手だけでリズムを取る練習をした後、左手や足を加えるなど、段階的に複雑さを増していく方法がおすすめです。
一度に多くのことをやろうとすると混乱してしまいがちなので、少しずつ確実に進めていくことが大切です。
メトロノームを活用する
リズム感を鍛えるために、メトロノームを使った練習は欠かせません。
メトロノームは一定のテンポを刻むツールで、これを使うことで正確なリズム感を身につけることができます。
最初は遅めのテンポから練習を始め、徐々にスピードを上げていくのが良い方法です。
また、メトロノームの音に合わせて叩くことで、自分の演奏のズレを把握する練習にもなります。
リズム感はドラムの演奏で最も重要な要素の一つなので、日頃から意識して鍛えましょう。
演奏を録音する
自分の演奏を録音して聞き返すのも効果的な練習法です。
録音することで、普段気づかないミスや改善点が見つかります。
また、自分の演奏が少しずつ良くなっていることを実感できれば、練習へのモチベーションも高まります。
スマートフォンやタブレットを使えば、簡単に録音や再生ができるので、特別な機材を揃える必要もありません。
演奏を客観的に振り返る習慣をつけましょう。
無理せず楽しむ
何よりも大切なのは、楽しむことです。
練習を義務のように感じてしまうと、続けるのが難しくなってしまいます。
上手くいかないことがあっても、それを成長のためのプロセスだと捉えることが大事です。
また、好きな曲に合わせて演奏する時間を設けたり、友達と一緒に練習するなど、自分なりに楽しむ工夫を取り入れてみてください。
無理なく続けられる環境を作ることで、自然と上達していけます。
高校生がドラムに飽きる理由
ドラムを始めたものの、途中で飽きてしまう高校生も少なくありません。
その原因を知り、対策を立てることで、挫折せずに楽しく続けられるようになります。
ここでは、高校生がドラムに飽きるよくある理由を解説します。
目標が決まっていない
明確な目標がないと、練習を続けるモチベーションを保つのが難しくなります。
何のためにドラムを練習しているのかが分からないと、やる気が薄れてしまうのです。
例えば、「好きな曲を1曲叩けるようになる」「文化祭でバンド演奏を成功させる」など、具体的で達成可能な目標を設定することが大切です。
目標を持つことで練習の目的が明確になり、楽しさを実感しやすくなります。
同じ練習の繰り返し
毎日同じ練習ばかりをしていると、次第に飽きてしまうことがあります。
変化のないルーチンワークでは、刺激が少なく上達している感覚を得にくいのです。
これを防ぐためには、練習内容にバリエーションを持たせることが有効です。
例えば、新しいリズムパターンに挑戦したり、好きな曲の一部分をコピーしてみたりするなど、常に新鮮な課題を見つけて取り組むようにしましょう。
上達の実感が湧かない
「どれだけ練習しても上手くなっている気がしない」と感じることも、飽きる原因の一つです。
上達は一気に目に見えるものではなく、少しずつ積み重なるものです。
そのため、演奏の録音や動画撮影を行い、自分の進歩を確認する習慣をつけると良いでしょう。
過去の演奏と比べて上手くなっている点を見つけることで、自信がつき、続ける意欲も湧いてきます。
練習時間が取れない
部活や勉強で忙しく、ドラムに費やす時間が減ることも飽きる原因になります。
限られた時間の中で無理なく練習するには、効率的なスケジュールを立てることが重要です。
例えば、短い時間でも集中して取り組む「スモールステップ練習」を取り入れると、効果的にスキルを磨けます。
また、無理をせず、空いた時間を活用することで、負担を感じずに継続できるようになります。
他にやりたいことができた
高校生は興味の幅が広がる時期でもあります。
新しい趣味や活動に夢中になり、ドラムから気持ちが離れることもあるでしょう。
しかし、ドラムの楽しさを完全に忘れる必要はありません。
気が向いたときに戻れるように、楽器を手の届く場所に置いておくなど、再開しやすい環境を整えておくのも一つの方法です。
また、新しい活動と両立することで、生活にメリハリが生まれることもあります。
ドラムは何歳から始めるのが良い？
ドラムは特定の年齢に制限される楽器ではありません。
小学生からプロを目指して始める人もいれば、社会人になって趣味として始める人もいます。
高校生であれば、体力や柔軟性があるため、吸収力が高い時期と言えるでしょう。
リズム感や手足の独立した動きを身につけるのに最適なタイミングです。
また、学校生活の中でバンド活動をする機会も多く、仲間と一緒に演奏する楽しさを味わうことができます。
さらに、若い頃に始めると、練習を続けることで長期的な成長が見込めるというメリットもあります。
一方、年齢を重ねてもドラムを始めることは可能で、音楽を楽しむ気持ちさえあれば年齢は関係ありません。
最も大切なのは、「今やりたい！」という情熱です。
始めたいと思ったその瞬間が、ベストなタイミングと言えるでしょう。
女子高校生でもドラムを始められる？
女子高校生でもドラムを始める人は少なくありません。
ドラムは力のいる楽器というイメージがありますが、実際には力よりも正しいフォームやリズム感が重要です。
プロの女性ドラマーも数多く活躍しており、性別に関係なく楽しめる楽器です。
また、ドラムを叩く姿は格好良さと力強さを感じさせるため、周りの人にも良い印象を与えられることが多いです。
さらに、女子高校生ならではの感性や表現力を活かした演奏スタイルを確立することも可能です。
練習環境さえ整えれば、自宅やスタジオで気軽に始められるので、興味があるならぜひ挑戦してみましょう。
大学生からドラムを始めた人も多い？
大学生になってからドラムを始める人も少なくありません。
むしろ、高校生の時には部活動や勉強で忙しかった人が、大学に入ってから新しい趣味としてドラムを選ぶことも多いです。
大学生は自由な時間が増えるため、音楽にじっくり取り組む良い機会です。
また、大学の軽音楽サークルやバンド活動を通じて、仲間と一緒に演奏を楽しむことができます。
さらに、大学生から始めた人でもしっかり練習を積めば、短期間で上達することが可能です。
ドラムを学ぶのに遅すぎるということはなく、大学生の時期でも十分に楽しみながら上達を目指せます。
「始めたい」と思った瞬間がスタートラインですので、年齢にとらわれず挑戦してみましょう。
ドラムを始めたい高校生の購入ポイント
ドラムを始めるには、まず基本的なアイテムを揃えることが大切です。
楽器そのものはもちろんですが、練習環境を整えるための道具も必要になります。
この章では、初心者が最初に購入すべきアイテムについて詳しく解説します。
- ドラム初心者が買うもの
- ドラムセットの買う順番
- 電子ドラムを買う際の注意点
- ドラムはどこで買う？5つの選択肢
- ドラムを始めた頃の体験談
ドラム初心者が買うもの
初心者が最初に揃えるべきものは、ドラムセット全体ではなく、基礎練習に必要な道具です。
これらのアイテムは比較的手頃な価格で揃えられるため、負担なく始められます。
また、これらを使って基礎を身につけることで、本格的なドラムセットを導入する準備が整います。
ドラムスティック
ドラムを演奏するために最も基本となるアイテムがドラムスティックです。
スティックには材質や長さ、重さが異なるさまざまな種類があります。
初心者には、一般的なヒッコリー材で作られた軽めのスティックがおすすめです。
好きなドラマーが使っているスティックを買うのも良いでしょう。
ドラムスローン
ドラムスローンとは、ドラム演奏用の椅子のことです。
高さ調節ができるものを選ぶことで、自分の体型や演奏スタイルに合わせた姿勢を確保できます。
正しい姿勢を保つためには、しっかりとした安定感のあるスローンが必要です。
安価な椅子でも代用はできますが、長時間の練習や演奏を考えると専用のスローンを使う方が快適で疲れにくいでしょう。
防音マット
ドラムの練習は音量が大きく、周囲への配慮が必要です。
自宅で練習する場合、防音マットを使用することで、床に伝わる振動音を軽減できます。
特にマンションやアパートなどの集合住宅では、防音マットは必須アイテムと言えるでしょう。
また、防音マットを敷くことでドラムセットや練習パッドの安定感が増し、練習環境が整いやすくなります。
メトロノーム
リズム感を養うためにはメトロノームが欠かせません。
メトロノームは一定のテンポを刻む道具で、初心者がリズムの基礎を学ぶのに非常に役立ちます。
デジタルメトロノームは、テンポを細かく調整できたり、異なる拍子に対応できるなど便利な機能が備わっています。
スマホアプリでも代用可能ですが、専用のメトロノームは視認性や音の聞き取りやすさで優れています。
練習パッド
練習パッドは、実際のドラムセットを使わずにスティックワークを練習できるアイテムです。
音量が抑えられているため、自宅での練習に最適です。
打面の硬さや反発力がドラムのスネアに近いものを選ぶと、本番の演奏にもスムーズに繋がります。
また、軽量で持ち運びがしやすいため、学校や友達の家でも気軽に練習できるのが魅力です。
ドラムセットの買う順番
ドラムセットをいきなりすべて揃えるのは、費用やスペースの面で難しい場合があります。
そのため、初心者は必要なパーツを少しずつ揃えるのがおすすめです。
ここでは、ドラムセットのパーツを購入するためのポイントを解説します。
スネア
ドラムセットの中心とも言えるスネアは、最初に購入すべきパーツです。
スネアはリズムの要であり、多くの演奏スタイルで頻繁に使用されます。
そのため、スネアに慣れることでドラム全体の演奏感覚をつかむことができます。
初心者向けのスネアは価格も比較的手頃で、音の調整がしやすいものを選ぶと良いでしょう。
また、練習用のスネアスタンドも合わせて用意することで、より快適な練習が可能になります。
ペダル
次に揃えたいのがドラムペダルです。
ペダルは足でバスドラムを叩くための重要なパーツです。
ペダルの感触や動きは演奏の安定性に大きく影響するため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
初心者向けのペダルは価格も手頃で、扱いやすいモデルが多くあります。
最初のうちはシンプルなシングルペダルを選び、慣れてきたらダブルペダルにも挑戦するのがおすすめです。
タム
タムはドラムセットの中で多彩な表現を可能にするパーツです。
サイズや音色が異なるタムを揃えることで、より広がりのある演奏が楽しめます。
初心者には、まず1つまたは2つのタムを購入するのがおすすめです。
多くのタムを揃える必要はなく、基本的なセットアップを構築してから、徐々に追加していくと良いでしょう。
バスドラム
バスドラムはドラムセットの低音域を支える重要なパーツです。
サイズが大きく、音量も豊かなため、演奏に迫力を加える役割を果たします。
バスドラムを選ぶ際は、部屋の広さや使用する場所を考慮することが重要です。
自宅練習の場合、静音性を高めるためにミュートパッドを利用するのも効果的です。
バスドラムを加えることで、より完成された演奏感を得られます。
ハイハットとシンバル
最後に揃えるのがハイハットとシンバルです。
ハイハットはリズムの土台を作る重要なパーツで、シンバルは演奏にアクセントを加えます。
初心者には、汎用性の高いミディアムサイズのモデルがおすすめです。
また、セット販売されているエントリーモデルを選ぶとコストを抑えられます。
音色や響きは製品ごとに異なるため、実際に音を試して自分好みのものを選ぶと良いでしょう。
ハイハットとシンバルを揃えることで、ドラムセットがより本格的になり、多彩な演奏が可能になります。
電子ドラムを買う際の注意点
電子ドラムは、自宅での練習に最適な選択肢です。
しかし、購入する際にはいくつか注意点があります。
自分に合った製品を選ぶことで、より充実したドラム体験を得られるでしょう。
この章では、購入時に気をつけたいポイントを詳しく解説します。
予算に合ったモデルを選ぶ
電子ドラムは価格帯が幅広く、初心者向けからプロ仕様の高価なモデルまでさまざまです。
初心者の場合、初期投資を抑えつつ、基本的な機能が揃ったエントリーモデルを選ぶと良いでしょう。
ただし、安価なモデルでは機能が限られる場合もあるため、将来的に使い続けられるかを考慮することが重要です。
また、追加でスティックやヘッドホンなどの周辺機器も必要になるため、トータルの予算を考えて計画しましょう。
打感の質を確認する
電子ドラムの打感はモデルによって異なります。
実際のアコースティックドラムに近い打感を求める場合、パッドの素材や感触をしっかり確認しましょう。
特にメッシュヘッドタイプのパッドは、自然な打感が得られるため人気があります。
一方、ラバー製のパッドは耐久性が高く手頃な価格が魅力です。
店頭で試奏するか、レビューを参考にして自分に合った打感のモデルを選びましょう。
音の好みをチェック
電子ドラムは内蔵されている音源の種類や質がモデルによって異なります。
ジャズやロック、ポップスなど、自分が演奏したいジャンルに合った音色が揃っているかを確認しましょう。
また、音色の調整が可能なモデルを選ぶと、より多彩な演奏が楽しめます。
ヘッドホンやスピーカーを使った際の音質も重要なポイントなので、購入前に試してみると安心です。
設置場所を決める
電子ドラムはアコースティックドラムに比べてコンパクトですが、設置スペースをしっかり確保する必要があります。
特にスタンドやペダルを含めた全体のサイズを確認し、自宅のどこに置くかを考えておきましょう。
また、振動や音漏れを抑えるための防音マットや台を用意すると、周囲への配慮ができ安心して練習できます。
拡張性と機能性
電子ドラムを長く使いたい場合、拡張性や機能性も重要なポイントです。
追加のパッドやシンバルを取り付けられるか、USBやMIDI接続で他の機器と連携できるかなどを確認しましょう。
また、内蔵練習機能やメトロノーム機能が充実しているモデルは、初心者の練習に非常に役立ちます。
将来的なステップアップを見据えて選ぶことで、満足度の高い電子ドラムを手に入れられます。
ドラムはどこで買う？5つの選択肢
ドラムを購入する際、どこで買うかは重要なポイントです。
それぞれの購入先にはメリットとデメリットがあり、自分の目的や予算に合わせて選ぶことが大切です。
ここからは、初心者におすすめの5つの選択肢を詳しく解説します。
楽器店
楽器店はドラムを購入する際の定番の選択肢です。
実際に楽器を試奏できるため、音色や打感を確かめながら選ぶことができます。
また、店員が専門知識を持っているため、初心者でも安心して相談できるのが魅力です。
ただし、店舗によっては価格がやや高めになることがあるため、予算と相談しながら選びましょう。
また、店頭に在庫がない場合でも取り寄せが可能なケースが多いです。
家電量販店
家電量販店では、特に電子ドラムの取り扱いが豊富です。
初心者向けのモデルが中心で、手頃な価格の商品が多いため、初めてドラムを購入する人にはおすすめの選択肢です。
また、ポイント還元やセールを利用してお得に購入できることもあります。
ただし、専門的な知識を持ったスタッフが少ない場合があるため、事前に自分で情報を調べておくとスムーズです。
オンラインショップ
オンラインショップは、幅広い商品から選びたい人に最適です。
価格や仕様を比較しやすく、口コミやレビューも参考にできます。
また、地方に住んでいて近くに楽器店がない場合でも、自宅にいながら購入できる利便性が魅力です。
ただし、試奏ができないため、購入前に十分なリサーチが必要です。
信頼できるショップを選び、返品や保証の条件を確認しておくことをおすすめします。
ネットオークション
ネットオークションでは、中古のドラムセットやパーツを手頃な価格で手に入れることができます。
予算を抑えたい場合や、掘り出し物を探したい人には魅力的な選択肢です。
ただし、商品の状態を事前に確認することが難しいため、説明文や写真をよくチェックし、信頼できる出品者から購入するようにしましょう。
トラブルを避けるため、評価や取引実績も確認すると安心です。
フリーマーケット
フリーマーケットやリサイクルショップでは、思わぬお得な商品が見つかることがあります。
実物を見ながら状態を確認できるため、安心して購入できる点が魅力です。
また、値段交渉が可能な場合もあり、予算内で良いものを手に入れられることがあります。
ただし、品揃えは限られているため、目当てのアイテムが見つかるとは限りません。
頻繁にチェックし、タイミングを逃さないようにすることが大切です。
ドラムを始めた頃の体験談
筆者がドラムを始めたのは、高校を卒業してすぐのことです。
バイト先の先輩がドラムがいなくて困っていたので、「僕がやりましょうか？」と言ったのがきっかけです。
当時はギターをやっていましたが、ドラムに関する知識はゼロ。
でも、なんだか楽しそうだと思い、まずはスティックを買ってみることにしたのです。
初めて買ったスティックは、バイト代で手に入れたシンプルなものでした。
楽器店で1000円ぐらいの安いドラムスティックだけ買い、練習は古い雑誌を束にして叩くことにしました。
叩き始めるとリズムの取り方がわからず、8ビートも上手くできなかったのを覚えています。
しかし、バンド雑誌に掲載されていたドラムの練習方法を見て、少しずつリズムを取るようにしました。
初めて8ビートを刻めるようになったときは、自分がドラマーになったと錯覚したぐらいです。
ギターとは違う体全体を使う感覚に夢中になり、もっと上手くなりたいと思うようになりました。
そんな小さな一歩から始まったドラムとの出会いは、筆者にとって特別なものになったのです。
ドラムを始めたいと思うのであれば、高校生でも大学生でも社会人でも、何歳から始めても遅くないと思いました。
ドラムを始めたい高校生を総括
記事のポイントをまとめます。
- ドラムを始める前に自分の理由を明確にすることが大切
- ドラムを独学で練習する際は基本からしっかり学ぶ
- メトロノームを使ってリズム感を鍛えるのが効果的
- 練習の進捗を録音して改善点を確認する方法が有効
- ドラムを始める際、最初に揃えるべき道具を理解する
- 初心者には練習パッドとスティックが最初に必要な道具
- スネア、ペダルから順にドラムセットを揃えていく
- 予算に合った電子ドラムを選ぶ際のポイントを押さえる
- ドラムは楽器店で試奏して購入するのが理想的
- オンラインショップでの購入は比較検討しやすく便利
