ヤイリギターを買おうと思って調べたら、検索結果に「良くない」という評判が出てきて、不安になっていませんか?
せっかく気になっていたギターなのに、悪い口コミを見ると「本当に大丈夫なのか」と迷ってしまうものです。
「音が物足りない」「弾きにくい」といった意見があると、購入をためらってしまいますよね。
しかし、その評価は本当に正しいのでしょうか?
一部のネガティブな声だけを信じてしまうと、本当に自分に合ったギターを見逃してしまうかもしれません。
この記事では、ヤイリギターが「良くない」と言われる理由を深掘りし、実際の評判や試奏体験談も交えながら、選び方のポイントを解説します。
ヤイリギターの魅力がわかるため、初心者から経験者まで役立つ情報が満載です。
購入を迷っているなら、まずはこの記事を最後まで読んでみてください。
- ヤイリギターの魅力と欠点を正しく理解できる
- 自分に合ったモデルの選び方が分かる
- 試奏時にチェックすべきポイントを知れる
- 購入前の不安を解消し、自信を持って選べる
ヤイリギターは良くないと言われる真相

ヤイリギターは国産ブランドとして高い評価を得ていますが、一方で「良くない」という意見も見られます。
購入を検討している人にとっては、不安を感じるポイントかもしれません。
本記事では、ヤイリギターの特徴や評判を詳しく分析し、本当に「良くない」のか、それとも誤解なのかを解説します。
- ヤイリギターとは
- ヤイリギターの特徴
- 良くないと言われる意見
- ヤイリギターを使ってる有名人
- ヤイリギターの評判を分析
ヤイリギターの特徴
ヤイリギターは、手作業による丁寧な製造と独自の音色が魅力の日本製ギターブランドです。
価格帯は幅広く、初心者向けのエントリーモデルからプロ仕様の高級モデルまで揃っています。
ここでは、ヤイリギターの魅力となる特徴を詳しく紹介します。
コストパフォーマンスがいい
ヤイリギターは、職人の手作業による高品質な作りながら、価格が比較的抑えられている点が特徴です。
他の国産ハンドメイドギターと比べても、手頃な価格帯で本格的なギターを手に入れることができます。
特にエントリーモデルは、初心者にも手が届きやすく、品質と価格のバランスが取れています。
また、長年にわたり培われた技術が生かされているため、同価格帯の海外ブランドと比較してもコストパフォーマンスに優れています。
「良いギターを手頃な価格で」というコンセプトを体現したブランドと言えるでしょう。
ナチュラルで温かみのある音色
ヤイリギターの大きな魅力の一つが、その音色の特徴です。
ナチュラルで温かみのあるトーンが特徴的で、弾き手のニュアンスをしっかりと表現できます。
特に指弾きとの相性が良く、柔らかく心地よい音を奏でることができます。
そのため、弾き語りやアコースティックソロに適しており、プロのアーティストにも愛用されています。
また、木材の選定や独自の製造技術によって、一つひとつのギターが個性的な音を持つのも特徴の一つです。
長く弾き込むことで音に深みが増し、自分だけの音を作り上げる楽しさもあります。
日本製の信頼性
ヤイリギターは、日本国内で一貫して製造されており、その品質管理の高さが評価されています。
海外製の量産ギターとは異なり、一本一本が熟練の職人による手作業で仕上げられています。
そのため、細部の作り込みが丁寧で、長年使用しても安定した演奏が可能です。
また、メーカーのサポート体制もしっかりしており、修理やメンテナンスの相談がしやすいのも安心できるポイントです。
日本製の信頼性と職人技が詰まったギターは、価格以上の価値を感じさせてくれるでしょう。
シンプルで洗練されたデザイン
ヤイリギターは、派手な装飾を施さず、シンプルで洗練されたデザインが特徴です。
無駄を省いたスタイルは、木材本来の美しさを際立たせ、長く愛用できる魅力があります。
特に、ナチュラルな木の風合いを活かしたデザインは、アコースティックギターらしい温かみを感じさせてくれます。
また、細部にわたる仕上げの美しさもヤイリギターの魅力の一つです。
演奏するたびに手に馴染み、持つ喜びを与えてくれるデザイン性の高さが、多くのギタリストに支持される理由となっています。
初心者向けモデルの充実
ヤイリギターは、初心者でも扱いやすいモデルを多数展開しています。
ネックが握りやすく、弦高も適度に調整されているため、初めてギターを手にする人でも無理なく演奏できます。
また、小ぶりなサイズのモデルも用意されており、手の小さい人や女性にもおすすめです。
さらに、音のバランスが良く、基礎を学ぶのに適したサウンド設計がされているため、初心者がギターの楽しさを実感しやすいのも魅力の一つです。
初めての一本として選んでも後悔しない、優れたギターが揃っています。
良くないと言われる意見

ヤイリギターには多くの魅力がありますが、一部のユーザーからは「良くない」という意見も聞かれます。
ギター選びは個人の好みや演奏スタイルによるところが大きいため、どの点がデメリットと感じられるのかを知っておくことは重要です。
ここでは、ヤイリギターに対して寄せられる代表的なネガティブな意見について詳しく解説します。
音質が物足りない
ヤイリギターの音色はナチュラルで温かみがある一方で、「音に迫力が足りない」「ダイナミックさに欠ける」と感じる人もいます。
特に、派手で煌びやかなサウンドを求めるプレイヤーにとっては、やや大人しすぎる印象を受けることがあるようです。
また、ストローク時の音の広がりやパワー感が少し控えめなため、ロックやポップスのバッキング演奏では物足りなさを感じるケースもあります。
ただし、この点はアンプを通したりエフェクターを使用したりすることでカバーできる部分でもあり、好みに応じた調整が可能です。
耐久性の問題
ヤイリギターはハンドメイドのため品質は高いですが、一部のユーザーからは「耐久性に不安がある」という声もあります。
特に、木材の選定や塗装の仕上げが繊細なため、湿度や温度の影響を受けやすいとされています。
乾燥した環境ではネックの反りが起きやすく、適切なメンテナンスが求められます。
また、トップ材が薄めに作られているモデルも多いため、強い衝撃を与えると傷つきやすいという意見もあります。
ただし、定期的な調整や保管環境を適切に管理すれば、長く良い状態を維持できるギターでもあります。
弾きにくい
「ヤイリギターは弾きにくい」と感じる人もいますが、これは主にネックの形状や弦高の高さが関係しています。
ヤイリギターは伝統的な製法を採用しており、ネックがやや太めのモデルが多いのが特徴です。
そのため、手の小さい人やエレキギターに慣れている人にとっては、コードチェンジやフィンガリングが難しく感じられることがあります。
また、出荷時のセッティングによっては弦高が高めに設定されていることがあり、初心者にとって押さえづらいと感じるケースもあります。
これらはネック調整や弦の変更である程度改善できるため、購入後のカスタマイズで対応可能です。
デザインの好み
ヤイリギターのデザインはシンプルで上品な印象がありますが、一方で「地味すぎる」と感じる人もいるようです。
派手なインレイや装飾が施されたギターを好むプレイヤーにとっては、物足りなさを感じるかもしれません。
また、ボディの形状も伝統的なアコースティックギターのスタイルを踏襲しているため、個性的なデザインを求める人には向かない場合があります。
ただし、シンプルなデザインは飽きがこないというメリットもあり、長く愛用するには適したスタイルとも言えます。
音の明瞭さが欠ける
ヤイリギターの音色は柔らかく優しい響きを持っていますが、それが「音がこもっている」「クリアさが足りない」と感じられることもあります。
特に、キラキラとした高音や力強い低音を求めるプレイヤーにとっては、ややマイルドすぎると感じることがあるようです。
また、バンド演奏では埋もれやすいといった意見もあり、ソロでの弾き語りには適しているものの、他の楽器と合わせると存在感が薄れることがあります。
ただし、この点も弦の種類を変えたり、ピックアップを使用したりすることである程度調整が可能です。
ヤイリギターを使ってる有名人

ヤイリギターは日本国内だけでなく、世界的なアーティストにも愛用されているブランドです。
その理由は、職人によるハンドメイドの品質の高さと、ナチュラルで温かみのある音色にあります。
特にアコースティックギターの表現力を重視するミュージシャンに支持されており、数々の名曲を彩ってきました。
ここでは、ヤイリギターを愛用している有名なアーティストを紹介します。
ポール・マッカートニー
ビートルズの元メンバーであり、世界的なミュージシャンであるポール・マッカートニーも、ヤイリギターを愛用している一人です。
彼が使用しているのは、「K. Yairi YD-88」というモデルで、温かみのある音色が特徴。
ポールは自身のライブやレコーディングでヤイリギターを使用しており、その美しい響きが彼の楽曲に馴染んでいます。
世界の音楽シーンをリードしてきた彼が選ぶギターとして、ヤイリギターの品質の高さが証明されています。
特にアコースティックな楽曲では、ヤイリギターの柔らかく心地よいトーンが活かされています。
エリック・クラプトン
「ギターの神様」とも称されるエリック・クラプトンも、ヤイリギターを手にしたことがあるアーティストの一人です。
クラプトンはギブソンやフェンダーのギターを愛用することで知られていますが、アコースティックギターの選択肢としてヤイリギターを取り入れたこともあります。
彼が求める豊かな音の表現力や、木材本来の響きを活かしたトーンは、ヤイリギターの持ち味と一致します。
クラプトンの音楽スタイルにおいて、ヤイリギターは温かみのあるアコースティックサウンドを提供し、繊細な演奏にも応えてくれるギターとして魅力を発揮しています。
リッチー・ブラックモア
ディープ・パープルやレインボーで活躍したリッチー・ブラックモアは、ハードロックの世界で名を馳せたギタリストですが、近年はアコースティックギターを用いた演奏にも力を入れています。
彼はヤイリギターの特注モデルを使用し、そのクラシカルな演奏スタイルと絶妙にマッチするサウンドを奏でています。
ブラックモアはギターの音色に対するこだわりが強いことで有名ですが、ヤイリギターの温かく深みのあるトーンは、彼の音楽に新たな魅力を加えています。
特に、中世ヨーロッパ風のフォークミュージックを演奏する際に、ヤイリギターの繊細な表現力が生かされています。
桑田佳祐
サザンオールスターズのボーカル兼ギタリストである桑田佳祐も、ヤイリギターを愛用するアーティストの一人です。
彼の音楽はロックやポップスを基調としながらも、アコースティックな要素を大切にしており、そのサウンド作りにヤイリギターが貢献しています。
桑田が使用するヤイリギターは、温かみのあるサウンドが特徴で、彼の独特な歌声ともよく調和しています。
ライブやレコーディングでは、ナチュラルな響きを求める場面でヤイリギターが活躍し、彼の音楽の深みを支えています。
桜井和寿
Mr.Childrenのボーカルでありギタリストでもある桜井和寿も、ヤイリギターを愛用しています。
彼のアコースティックギターを多用する楽曲では、ヤイリギターの柔らかく温かみのある音色が際立ちます。
特に弾き語りのパフォーマンスでは、ヤイリギターの繊細な表現力が、彼の感情豊かな歌声を引き立てています。
桜井はギターの音色にこだわることで知られており、シンプルながらも奥深いサウンドを求めてヤイリギターを選んでいます。
彼の奏でる優しいメロディには、ヤイリギターの持つ独特の温かさがぴったりとマッチしています。
ヤイリギターの評判を分析

ヤイリギターは高品質な日本製のアコースティックギターとして、多くのギタリストに愛用されています。
その一方で、使用者によって評価が分かれる点もあります。
ここでは、実際のユーザーから寄せられる良い評価と辛口評価の両面を詳しく見ていきます。
ギター選びの参考として、実際の評判をしっかりと把握しておきましょう。
良い評価
ヤイリギターに対する肯定的な評価の中で最も多いのは、「音の温かみ」と「職人技による品質の高さ」です。
ヤイリギターはすべてハンドメイドで作られており、大量生産では味わえない細やかな作り込みが特徴です。
そのため、ギター一本一本に個性があり、所有する喜びを感じることができるという声が多く聞かれます。
また、音色についても「ナチュラルで心地よい響き」「弾き語りにぴったりのサウンド」と高く評価されています。
特に、フォークやポップス、バラード系の楽曲にはヤイリギターの柔らかい音がよく合い、弾き語りを中心に演奏する人にとっては理想的なギターだと感じる人が多いようです。
加えて、日本国内で製造されているため、アフターサービスが充実しているのも安心できるポイントです。
修理や調整が必要になった際にも、信頼できるサポートが受けられることが、長く使い続けるうえでのメリットとなっています。
辛口評価
一方で、ヤイリギターに対する辛口な意見もあります。
最も多いのは、「音の迫力や明瞭さが不足している」という点です。
ヤイリギターの音色はナチュラルで温かみがありますが、その分、シャープさや煌びやかさに欠けると感じる人もいます。
特に、ストローク主体の演奏をする人や、パワフルなサウンドを求めるプレイヤーにとっては、少し大人しすぎると感じることがあるようです。
また、「弾きやすさ」に関する意見も分かれています。
ヤイリギターは比較的伝統的なネック形状を採用しており、ネックが太めのモデルが多いのが特徴です。
そのため、手が小さい人やエレキギターに慣れたプレイヤーにとっては、フィンガリングが難しく感じることがあります。
さらに、出荷時のセッティングによっては弦高が高めになっている場合があり、初心者にとっては押さえづらいと感じることもあります。
ヤイリギターは良くない?賢い選び方

「ヤイリギターは良くない」という意見を目にすると、購入をためらってしまうかもしれません。
しかし、実際にはヤイリギターには多くの魅力があり、選び方を工夫することで、自分にぴったりの一本を見つけることができます。
ここでは、ヤイリギターの優れた点を深掘りし、どのように選ぶべきかを解説していきます。
- ヤイリギターは何が凄いのかを知る
- ヤイリギターのおすすめモデル
- 初心者が弾くときのポイント
- ヤイリギターのよくある質問
- ヤイリギターの試奏体験談
ヤイリギターは何が凄いのかを知る
ヤイリギターが多くのギタリストに愛されている理由は、その品質やサウンドにあります。
しかし、その魅力を知らないと、他のギターとの違いがわかりにくいかもしれません。
ここでは、ヤイリギターの優れた点について詳しく見ていきましょう。
自然で温かみのある音色
ヤイリギターの最大の特徴の一つが、ナチュラルで温かみのある音色です。
これは、木材の選定から加工まで、職人が一つひとつ丁寧に仕上げているためです。
特に、トップ材に使用されるスプルースやマホガニーは、柔らかく豊かな響きを生み出します。
そのため、弾き語りやアコースティックな演奏スタイルに最適です。
高音は伸びやかで耳に優しく、低音は程よい深みがあり、バランスの取れたサウンドが楽しめます。
派手な音ではなく、じっくりと聴かせる音色を求める人にはぴったりのギターです。
豊富なラインアップ
ヤイリギターは、初心者向けのモデルからプロ仕様のハイエンドモデルまで、幅広いラインアップを展開しています。
小ぶりなボディで扱いやすい「YM-02」や、スタンダードな「RFシリーズ」、本格的なサウンドを求める上級者向けの「YWシリーズ」など、目的や演奏スタイルに応じた選択肢が豊富です。
さらに、各モデルごとに木材の違いがあり、それぞれに個性的な音色を持っています。
自分に合った一本を選ぶ楽しさがあるのも、ヤイリギターの魅力の一つです。
カスタマイズ性
ヤイリギターは、カスタマイズの自由度が高いことでも知られています。
K.Yairiの工房では、オーダーメイドギターの製作を受け付けており、自分好みのネック形状、木材、ピックアップの有無などを選ぶことができます。
また、一部の既製モデルも、弦高調整やナットの変更などのカスタムがしやすい設計になっています。
これにより、手に馴染むギターを作り上げることができ、長く愛用できる一本を見つけることができます。
初心者でも扱いやすい
ヤイリギターは高品質ながら、初心者にも優しいモデルが揃っています。
例えば、小さめのボディサイズの「YM-02」は、手が小さい人や女性でも無理なく弾ける設計になっています。
また、ネックの形状が程よく握りやすいモデルも多く、コードチェンジやフィンガリングの練習がしやすい点も魅力です。
さらに、出荷時にしっかりと調整されているため、購入後すぐに快適に演奏できるのも、初心者にとって大きなメリットです。
洗練されたデザイン
ヤイリギターのデザインは、シンプルでありながら洗練された美しさを持っています。
派手な装飾は少ないものの、木材の質感を活かしたナチュラルな仕上げが特徴です。
特に、ハンドメイドならではの細部の作り込みが美しく、ヘッドやロゼッタのデザインも上品で落ち着いた印象を与えます。
長く愛用する楽器として、飽きのこないデザインを求める人にとって、ヤイリギターは理想的な選択肢の一つとなるでしょう。
ヤイリギターのおすすめモデル

ヤイリギターは、その品質と音色で多くのギタリストに支持されています。
ここでは、特におすすめのモデルをいくつかご紹介します。
RF-65
RF-65は、トップに単板のスプルース、バックとサイドにマホガニーの合板を使用したモデルです。
ネックと指板にはエボニーが採用されており、滑らかな演奏性が特徴です。
スケールは645mm、ナット幅は42mmで、幅広い演奏スタイルに対応します。
全長は1000mm、ボディ幅は375mmと、コンパクトなサイズ感も魅力です。
YM-02
YM-02は、小ぶりなボディサイズで初心者や手の小さい方にも扱いやすいモデルです。
トップにはスプルース、バックとサイドにはマホガニーが使用されており、温かみのある音色が特徴です。
スケールは580mmと短めで、弦のテンションも柔らかく、押さえやすい設計になっています。
また、軽量で持ち運びもしやすく、自宅での練習やアウトドアでの演奏にも適しています。
YD-04
YD-04は、伝統的なドレッドノートスタイルのボディを持つモデルです。
トップにはスプルース単板、バックとサイドにはマホガニー合板を使用しており、力強くバランスの取れた音色が特徴です。
スケールは628mm、ナット幅は43mmで、ストロークプレイやフィンガーピッキングなど、さまざまな演奏スタイルに対応します。
クラシックなデザインと相まって、幅広いジャンルの音楽に適した一本です。
K.Yairi YW-1000
YW-1000は、トップにスプルース単板、バックとサイドにハカランダ合板を使用した高級モデルです。
ナット幅は42mm、スケールは645mmで、全長は1020mm、ボディ幅は400mmとなっています。
価格は他のモデルと比べて高めですが、値段にふさわしい良い音色を奏でてくれるでしょう。
K.Yairi SO-RO HQ
SO-RO HQは、K.Yairiの中でも特に高品質な素材と工法を用いたプレミアムモデルです。
トップには厳選されたスプルース単板、バックとサイドにはローズウッド単板を使用しており、豊かで深みのある音色が特徴です。
ネックにはマホガニー、指板とブリッジにはエボニーを採用し、演奏性と耐久性を兼ね備えています。
精巧なインレイや美しい塗装など、外観の美しさも際立っており、プロフェッショナルなギタリストにも満足いただける一本です。
初心者が弾くときのポイント

ギターを始めたばかりの初心者にとって、正しいフォームや基本的な演奏技術を身につけることはとても重要です。
間違った姿勢や弾き方のまま練習を続けると、弾きにくさを感じたり、指や手首に負担がかかることもあります。
ここでは、ヤイリギターをより快適に演奏するための基本的なポイントを紹介します。
正しい姿勢と持ち方
ギターを演奏するときの姿勢は、演奏のしやすさや音の響きに大きく影響します。
座って弾く場合は、椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばしましょう。
ギターのくびれた部分を太ももの上に乗せ、ギターが安定するようにします。
ストラップを使うとさらに安定感が増し、長時間の演奏でも疲れにくくなります。
また、ネックの角度を少し上げることで、コードを押さえやすくなります。
無理な力を入れず、リラックスした状態で演奏することが大切です。
弦の押さえ方
弦の押さえ方が正しくないと、音がきれいに鳴らなかったり、指が痛くなったりすることがあります。
指の腹ではなく、指先を使ってフレットの近くを押さえると、クリアな音が出やすくなります。
力を入れすぎず、最低限の力でしっかり押さえることを意識しましょう。
また、指が寝てしまうと他の弦に触れてしまい、余計な音が鳴ったり、音が詰まってしまう原因になります。
最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつ練習することで、スムーズに押さえられるようになります。
弾く位置とストローク
ピックで弦を弾く位置によって、音のニュアンスが変わります。
サウンドホール付近で弾くと柔らかく温かみのある音になり、ブリッジ寄りで弾くとシャープで歯切れの良い音になります。
初心者のうちは、サウンドホールの真ん中あたりを狙ってピッキングすると、安定した音が出しやすくなります。
また、ストロークの際は手首を柔らかく使い、腕全体でリズムを取るように意識しましょう。
力を入れすぎると硬い音になってしまうので、リラックスした状態で弾くのがコツです。
チューニングの確認
ギターの弦は時間が経つと音程が狂ってくるため、演奏前には必ずチューニングを確認してください。
チューナーを使うと正確に調整できますが、耳で音を聴きながら合わせる練習をすることも大切です。
基本的なチューニングは「E(ミ) A(ラ) D(レ) G(ソ) B(シ) E(ミ)」の標準チューニングです。
特に新しい弦を張った直後は音が安定しにくいため、こまめに調整するようにしましょう。
ギターのメンテナンス
ギターを長く愛用するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
演奏後はクロスで弦やボディの汚れを拭き取り、湿気や乾燥からギターを守るためにケースに入れて保管しましょう。
また、弦は使用頻度にもよりますが、1〜2ヶ月に一度は交換するのが理想です。
ネックの反りやフレットの摩耗など、細かい部分もチェックし、必要に応じて調整を行うことで、常にベストな状態で演奏を楽しむことができます。
ヤイリギターのよくある質問

ヤイリギターに興味を持っている人の中には、購入前にさまざまな疑問を抱えている方も多いでしょう。
特に、音の特徴や価格、他メーカーとの違いなどは、多くの人が気にするポイントです。
ここでは、ヤイリギターに関するよくある質問について詳しく解説していきます。
ヤイリギターの音色の特徴は?
ヤイリギターの音色は、ナチュラルで温かみがあるのが特徴です。
一般的なアコースティックギターに比べ、ふくよかで柔らかい響きを持ち、指弾きでもピック弾きでも心地よいサウンドを楽しめます。
また、木材の質や製造技術が影響して、音に深みと透明感が加わるのも魅力です。
特に、生音で演奏したときの響きが良く、シンプルながらもしっかりとした存在感があります。
そのため、弾き語りやソロギターを楽しむ人に向いているギターといえるでしょう。
ヤイリギターの値段はいくら?
ヤイリギターの価格は、モデルによって幅広く設定されています。
初心者向けのモデルであれば5万円前後から購入できますが、プロ仕様のカスタムモデルになると数十万円以上するものもあります。
特に、K.Yairiのハンドメイドモデルは職人が手作業で仕上げるため、高価格帯のものが多くなります。
とはいえ、価格に見合った品質の高さがあり、コストパフォーマンスを重視する人にとっても十分満足できるギターといえます。
自分の予算や用途に合わせて、適したモデルを選ぶことが大切です。
最高級のヤイリギターは音が違う?
ヤイリギターの最高級モデルは、厳選された木材や熟練の職人技によって作られており、音の質も大きく異なります。
特に、上質なスプルースやローズウッドを使用したモデルは、豊かな響きとサスティンの長さが際立ちます。
また、細部までこだわって作られているため、低音から高音までバランスの取れた音を奏でることができます。
一般的なエントリーモデルと比べると、より繊細なニュアンスを表現できるため、プロの演奏家や録音用途にも適しています。
他メーカーとの一番の違いは?
ヤイリギターは、他メーカーのギターと比べて「日本製の精巧な作り」と「手工による温かみのある音色」が最大の特徴です。
海外メーカーのギターは、力強くパワフルなサウンドを重視するものが多いですが、ヤイリギターは繊細で優しい音の響きを大切にしています。
また、手作業による仕上げが多く、一本一本に個性があるのも魅力のひとつです。
さらに、メンテナンスや修理のサポートが充実しているため、長く愛用できる点も他メーカーにはない強みといえるでしょう。
中古と新品どっちがいい?
中古と新品のどちらを選ぶべきかは、購入者の目的によります。
新品は、状態が完璧で保証も付いているため、安心して長く使いたい人におすすめです。
一方、中古の場合は価格が抑えられるうえ、時間が経過して木材がよく鳴る状態になっている個体もあります。
ただし、中古ギターはネックの反りやフレットの摩耗など、状態にばらつきがあるため、購入前にしっかりと確認することが重要です。
特に、試奏できる場合は実際に音を確かめてから選ぶと良いでしょう。
ヤイリギターの試奏体験談

先日、楽器店でヤイリギターを試奏する機会がありました。
以前から興味はあったものの、「ヤイリギターは良くない」という口コミも目にしていたため、実際のところどうなのか確かめたかったのです。
まず手に取ったのは「K.Yairi YW-1000」。
ボディを抱えた瞬間、丁寧な作り込みと木の温もりが伝わってきました。
軽すぎず重すぎず、しっくりくるフィット感があります。
試しにコードを鳴らしてみると、想像以上に豊かで深みのある音が響きました。
低音はしっかりと鳴り、高音は丸みを帯びた優しい響き。派手さはないものの、じんわりと心に沁みる音色でした。
次に「YM-02」というコンパクトなモデルも試しました。
小ぶりなサイズながらバランスの良い音で、初心者にも扱いやすそうな印象です。弦高も低めに調整されており、押さえやすさも抜群でした。
試奏を終えた後、最初に抱いていた不安はすっかり消えていました。
ヤイリギターは「良くない」どころか、職人技が光る、温かみのあるギターでした。
ヤイリギターは良くないの総括
記事のポイントをまとめます。
- ヤイリギターは職人の手作業による高品質な仕上がりが魅力
- 温かみのあるナチュラルな音色で幅広いジャンルに対応できる
- コストパフォーマンスが高く初心者でも手に取りやすいモデルが多い
- 耐久性には個体差があり適切なメンテナンスが必要になる
- 一部のモデルは弦高が高めで押さえにくいと感じる人もいる
- 世界的アーティストも愛用する確かなブランド力がある
- シンプルかつ洗練されたデザインで長く愛用できるスタイル
- 音の明瞭さよりも温かみや響きを重視する設計になっている
- 初心者向けのコンパクトモデルもあり持ち運びにも便利
- 購入前の試奏で自分に合うかどうか確認するのが重要